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｢私・・・樹くんのこと好きだよ・・・｣
｢・・・え？！まじ？？・・・よかったあああ！樹がフられるとこ見なくて済むわ｣
｢うちらあんたたちのこと応援しるから！！｣
と私の手を強く握る。
｢え？！あ・・・ありがとう・・・｣
「樹さぁ、いつも由衣さんのことめっちゃ楽しそうに話すんだよね〜。惚れた理由とかも。それ聞いて私も男だったら由衣さんと付き合いたいって思ったわ」
と彼女たちは楽しそうに頷いた。
｢でも、もう樹は由衣さんにベタ惚れだから、逃げられないよ！樹、結構しぶといからね｣
と冗談を言って笑う。
彼女たちが楽しそうに笑うから、警戒心は半分解けた。
でも、やっぱりこの人たちに絡まれるのは怖いと思ってしまう。
いじめられると思っていたのに、樹くんとちゃんと向き合って！と言われるなんて思ってなかった。
｢じゃー由衣さんまたね！呼び出してゴメンね！樹のことよろしく〜｣
そう言って彼女たちは私に手を振りながら去っていく。
タイミング良く、私の帰りが遅いから心配した美香が探しに来た。
彼女たちの姿を見て美香は察したようで、
｢ちょっと由衣！！大丈夫？！｣
｢え・・・あ、うん！｣
｢囲まれてたじゃん・・・なんか言われた？｣
すごく心配したように駆け寄ってくる。
｢あ、うん・・・樹くんとちゃんと向き合ってあげてって｣
｢・・・は？｣
美香も想像と違う返答が来たので拍子抜けたようだった。
｢樹くんは私に本気だからちゃんと向き合ってあげて？って頭下げられた・・・｣
「え？！あの子達元カノでしょ？？」
｢うん。だから、私もビックリしてる｣
そんな話をしながら、ホテルの部屋に戻った。
樹くんを信じてあげられなくて距離を置いた私が情けなく見える。
周りから見ても樹くんは私を本気で好きになってくれた。
そして、ちゃんと告白してくれた。
私も樹くんが好き。
長い片想いも楽しかったけど、
今はせっかく両想いなんだから樹くんと楽しい未来を想像しよう。
樹くんに告白の返事をすると決心した。
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えーじ(プロフ) - I LOVE sixTONESさん» コメントありがとうございます！！その感想最高です！推し愛が伝わりました！！笑 (2019年9月21日 18時) (
レス) id: c9219c5749 (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE sixTONES - あぁぁぁぁぁぁぁ じゅったん好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃ という感想です(笑) (2019年9月19日 0時) (レス) id: ee4aafbc89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えーじ
| 作成日時：2019年8月16日 14時
