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｢由衣さん？｣
人気の少ないホテルの広場に呼び出される。
しかも、人数比は３：１
ヤンキー女子はそれなりに迫力もあり、それが３人ともなると、少し怖くなる。
とりあえず、震える声で返事をした。
｢は、い・・・｣
｢樹のこと好き？｣
｢え・・・？！｣
思いもよらないセリフに驚く。しかも、彼女たちは見た目に寄らず優しい声で尋ねてきた。
｢いや・・・樹がすっげー本気だからさ・・・由衣さん断れなくて困ってるのかな？とか思って。ごめんね、急に呼び出して。ちょっと確認したくってさ。正直に答えて？｣
そう彼女たちが私を覗き込む。
「困ってるなんてことないです・・・」
正直にそう答えると、なんだ〜よかった。と彼女たちは安堵した。
わけもわからずに黙っていると、いきなり思い切り頭下げられる。
｢樹とちゃんと向き合ってあげて！！！｣
突然のことに私はすごく驚いた。
｢え？！え？！ちょっと待って。どういうこと？？｣
｢樹、本気なんだよ、由衣さんのこと。私らはさ、遊び承知で付き合ってたんだけど、由衣さんに対しては本気って私らにもわかるくらいで・・・｣
｢うちらも、樹のこと手放したくないよ？でも、やっぱり好きな人の幸せ願っても、バチは当たらないかなって・・・｣
「だから、ちゃんと樹と向き合ってあげてよ・・・頼む！！！由衣さんに距離置かれるのつらいと思うからさ！」
と彼女達は私に頭を下げた。
予想外の展開に黙り込んでしまう。
でも、彼女たちの表情は必死で真剣だった。
そこで、改めて感じる。
樹くんは、本気で私に告白してきたんだ・・・
もてあそぶつもりはないんだ・・・
しかも、樹くんの一番近くにいた元カノたちが頭を下げるなんて・・・
私は、彼女たちに敬意を払って、正直に答えた。
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えーじ(プロフ) - I LOVE sixTONESさん» コメントありがとうございます！！その感想最高です！推し愛が伝わりました！！笑 (2019年9月21日 18時) (
レス) id: c9219c5749 (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE sixTONES - あぁぁぁぁぁぁぁ じゅったん好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃ という感想です(笑) (2019年9月19日 0時) (レス) id: ee4aafbc89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えーじ
| 作成日時：2019年8月16日 14時
