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しばらくすると、



「由衣ちゃんおまたせ!」



樹くんが私に手を振りながら走って向かってくる。



「さっきの子、どうかしたの?」



彼女でもないのに、やっぱり樹くんのことが気になって聞いてしまう。



「ん〜・・・告白されちゃった。でも、俺は由衣ちゃんが好きだから、ちゃんと断ったよ」



そう言ってくれたのに。



私を安心させようとしてくれたのに。



私に一途になってくれているところを見せてくれているのに。



「なんで?私たち付き合ってないんだから、いいじゃん。かわいい子だったし・・・」



なんて可愛くない言葉が出る。



なんでこんなこと言ったんだろう・・・



樹くんを試すような可愛くないセリフ。



「由衣ちゃん・・・俺はどうしたら由衣ちゃんに信用してもらえる・・・?」



急に樹くんの表情が悲しそうになった。



その表情を見て私も胸をギューッと締め付けられて、心を痛める。



「確かに今までの俺は信用されないようなことたくさんしてたけど、由衣ちゃんのことは本気なんだよ・・・誰にも渡したくないくらい好きなんだよ・・・」



泣きそうな寂しそうな悲しそうな悔しそうな・・・そんな表情で私のことを静かに抱きしめる。



私の首筋に埋もれるように樹くんが頭を擦り付けた。

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えーじ(プロフ) - I LOVE sixTONESさん» コメントありがとうございます!!その感想最高です!推し愛が伝わりました!!笑 (2019年9月21日 18時) (レス) id: c9219c5749 (このIDを非表示/違反報告)
I LOVE sixTONES - あぁぁぁぁぁぁぁ じゅったん好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃ という感想です(笑) (2019年9月19日 0時) (レス) id: ee4aafbc89 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えーじ | 作成日時:2019年8月16日 14時

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