６ ページ6
次に案内されたのはオープン前のお好み焼き屋さん。「準備中」の札なのに樹くんはなんのためらいもなく戸を開けて中に入って行く。私も遠慮気味に後に続いた。
「よ！開店前にわりーな！」
またここも樹くんの知り合いがいる場所らしい。
「ここ俺のバイト先で友達の店だから緊張しなくて大丈夫！」
そう説明してくれていると、奥の方から背の高いハーフ顔の男の人が出てきた。
「なんだよ、樹じゃーん」
その人は樹くんに近づくと親しい間柄のように背中を叩いた。
「お！樹どーした？」
ガタイのいいお兄ちゃんも厨房から出てきた。二人とも雰囲気は樹くんと同じで地元でやんちゃしてそうな感じ。
背も高いし大きいけど怖いという印象はあんまりない。樹くんが居るからそう感じさせないのかも。
「彼女にここのお好み焼き食わせてやろうと思って。慎太郎、開店前にわりーけど、ご馳走してやってくんね？」
樹くんは片手を顔の前に置きお願い！と頼んだ。
「まあ別にいいけど、なに？樹の彼女？」と慎太郎くんが問う。
「まーじかよ！！！樹やるじゃーん！いつからだよ、俺たちに言えよ〜！」と樹くんの返答を待たないまま、話を進めるハーフの人。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 240人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えーじ(プロフ) - ぶーさん» 返信できるの今知りました・・・コメントありがとうございます！北斗くん目線のお話も書く予定です！今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月17日 17時) (
レス) id: fa9409e064 (このIDを非表示/違反報告)
えーじ(プロフ) - ヒヨリさん» 返信できるの今知りました・・・コメントありがとうございます！そうですよね〜！そこの部分も番外編で書こうと思ってます！今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月17日 17時) (レス) id: fa9409e064 (このIDを非表示/違反報告)
えーじ(プロフ) - ころころコロンさん» 返信できるの今知りました・・・コメントありがとうございます！番外編も書くつもりです！今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月17日 17時) (レス) id: fa9409e064 (このIDを非表示/違反報告)
ぶー - はじめまして！とっても面白くてぜひ北斗くんのも見たいなって思いました！ (2019年8月8日 10時) (レス) id: ea1b57001e (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - めっちゃ面白かったです!!北斗くんもあー言っときながら本当はまだ主人公のこと思ってるのかな?なんて勝手に想像したりしてました(笑) (2019年8月4日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えーじ
| 作成日時：2019年8月3日 22時
