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無理やり蓋した感情が一気に涙として流れ出る。幸せだった時間を添えて今までのことを涙の水に流すように。
｢まぁ、俺たちは愛佳ちゃんの気持ち聞けて、良かったんじゃね？って感じ。あとはあいつを蹴り飛ばすだけだな！｣
ジェシーくんが拳を作った。
｢え？蹴り飛ばす？｣
ジェシーくんの冗談を笑いながら涙を拭いてそう聞いた。
｢だって、好きな女に連絡も取れないチキン野郎は後ろから蹴ってでも前に出さないと行動起こさねぇから。彼氏から愛佳ちゃん奪えつーの！AHAHA｣
ジェシーくんはいつも通りに陽気に笑った。
｢あ、その事なんだけど・・・｣と恐る恐る口を開くと2人の視線が私に集まる。
｢彼氏とは3ヶ月前に別れて・・・向こうにも女の子いたみたいで・・・｣
｢じゃー愛佳ちゃんフリーってことじゃーん！最高だね｣
悲観的な私に対してジェシーくんはテンションをあげてそう言った。くすりと笑ってしまうジェシーくんのポジティブさを見習いたいくらい。
｢どうする？樹に愛佳ちゃん会わせる？｣
慎太郎くんがスマホを取り出してジェシーくんに聞いた。
｢いや、好きな女くらい自分で呼び出せって感じだから、今日は俺たちと話そ〜！｣
“ねぇー！”と同意を求めてきたから、涙を完全に拭いてから笑った。
｢好きな女“呼び出す”ってなんだよ、あいつが行けよ｣と冷静に慎太郎くんがつっこんだ。
｢AHAHA！それなーーーー｣
ジェシーくんが笑いながら慎太郎くんにいえーいとハイタッチをしていた。慎太郎くんに「冷めないうちに食べな？」と言われて、残りのお好み焼きを頂いた。
｢愛佳ちゃんは待ってるだけで、いいからね、樹のことは俺たちが何とかするから！｣
慎太郎くんが言うとジェシーくんも親指を立ててグーってした。
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えーじ(プロフ) - ぶーさん» 返信できるの今知りました・・・コメントありがとうございます！北斗くん目線のお話も書く予定です！今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月17日 17時) (
レス) id: fa9409e064 (このIDを非表示/違反報告)
えーじ(プロフ) - ヒヨリさん» 返信できるの今知りました・・・コメントありがとうございます！そうですよね〜！そこの部分も番外編で書こうと思ってます！今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月17日 17時) (レス) id: fa9409e064 (このIDを非表示/違反報告)
えーじ(プロフ) - ころころコロンさん» 返信できるの今知りました・・・コメントありがとうございます！番外編も書くつもりです！今後ともよろしくお願いします！ (2019年8月17日 17時) (レス) id: fa9409e064 (このIDを非表示/違反報告)
ぶー - はじめまして！とっても面白くてぜひ北斗くんのも見たいなって思いました！ (2019年8月8日 10時) (レス) id: ea1b57001e (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - めっちゃ面白かったです!!北斗くんもあー言っときながら本当はまだ主人公のこと思ってるのかな?なんて勝手に想像したりしてました(笑) (2019年8月4日 18時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えーじ
| 作成日時：2019年8月3日 22時
