検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:132,282 hit

23大我 ページ23

その日の夜も樹のいる居酒屋に向かう。



「いらっしゃい!」



「よ!」



店内を見渡していつものカウンター席に座った。今日もAは来てないみたい。



「きょも〜!今日もAちゃんいないよ〜」



「は?なんだよ・・・」



俺は気にしてないふりをしたけど樹は鋭かった。



「ここ最近、Aちゃん探してんじゃん」



「別に、探してねぇよ・・・」



図星を隠すために平然とした態度で、たばこに火をつけてゆっくりと吸う。そんな俺を樹はニヤニヤと見てる。



今日はお客さんも少なくカウンター席は俺だけ。もちろん隣には誰も座ってない。



「あ、そういえば・・・ねぇ、樹、これ温めて?」



ビールと枝豆を持って来た樹にAが今朝くれたタッパを渡す。



「うち、持ち込み禁止だぜ」 樹は意地悪そうに笑った。



「今日お客さん少ないんだし、いいじゃん」



「ん、まあいいけど。これどうしたの?」



「さあ?・・・秘密」



「なんだそれ・・・」



樹は首を傾げて不思議そうにする。樹がタッパをレンジで温めてくれている間お酒を飲みながら待った。

24大我→←22大我



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
247人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 京本大我 , 田中樹
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:えーじ | 作成日時:2019年11月19日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。