ガッチマンという男 ページ45
(ただのプロセカのガチャの話です)
(プロセカわかんない人つまらないかもです)
………。
誰も話さず無言で過ぎていく時間。
あれ？今日動画録るはずでは…？
せっかくレトの家に集合したのに誰も何も動こうとしないので、今日まだログインしてなかったことを思い出しプロセカを開く。
「…あ、そういえば今日からカラフェスじゃん。ガチャ引かないと」
キ「えなに？ガチャ？」
出たよガチャ大好き人間。
ガ「何のゲーム？」
ガッチさんも興味を持ったのか近づいてくる。
「プロセカ」
ガ「あーあの音ゲーのやつか」
「そーそー」
キ「なにカラフェスって。イベントかなんか？」
「ガチャ。星4提供確率2倍なんだよね」
ガ「お。これは引くしかないでしょ」
ガッチさんの目はキラキラ輝いている。
キヨとガッチさんは興味津々だがレトとうっしーはこっちに見向きもしないでスマホをいじっている。
こういうとこに性格出るな…。
さすが精神年齢小学生。
キ「何回引けんの？」
スターの所持数を確認すると15000ちょい。
「50連だな。こないだちょっと使っちゃったから」
キ「よし！ガッチさん、20連ずつ引けるよ」
「なんで私が貯めたのに私10連しか引けないの」
ガ「よし！引こう！」
「なんで引く気満々」
ガ「ぐらちゃんの推しは誰なの？」
私はガチャ画面に写っている1人の女の子を指さす。
「この子。東雲絵名ちゃん」
キ「よっしゃ！俺がそいつ出すわ」
うわおすごい自信。
キ「じゃまず俺からね」
「どーぞ」
キヨは星3以上1人確定の3000スターでガチャを引く。
目を瞑った初音ミクが持っている玉の色は虹色だった。
「うわぁぁぁっ！！」
キ「え！？なになに！？いいの！？」
「かっ、確定！！」
キ「うわぁ俺すげぇぇ！」
初音ミクの周りを囲っている10個の玉の内、虹色は1個。
誰だ…？誰が来る…？
次々に出てくる星2のメンバーを飛ばしていき、遂にその番が来た。
『やっぱりリンは最高の相棒だよ！』
今回のピックアップのレンくん。
「レンくん！！」
キ「えなに？好きな人？」
「今回ピックアップされてんの、欲しかったの」
キ「よし、俺役に立ったぁー」
ガ「おーキヨすごい」
「よくやった、キヨ」
キ「じゃあ俺もっかい引いていい？」
「おう。いいよ」
私はキヨに更に10連引かせた。
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作者名：RIN | 作成日時：2020年7月17日 6時
