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5人実況を録り終わりガッチさんを除いた4人で集まって雑談する。
ガッチさんは実況を録り終わったあと何も言わずにすぐ帰ってしまった。
やっぱちょっと不機嫌だったのかもしれない。
実況を録っているときのみんなはいつも通りだった。
でも今、この瞬間のみんなはやっぱ違う。
キ「いやぁでもうっしーが遅れないとかマジで珍しいじゃん！？なに、今日どうしたの！？」
牛「今日はたまたま(笑)なんか早く起きちゃって」
レ「その日暮らし牛沢が！？」
牛「あっはは、やべぇ今日の動画のストック無いわ(笑)」
何もかもが違う。
ガッチさんは冷たいし
レトは子供っぽいし
キヨはずっとハイテンションだし
うっしーは媚び売るような気持ち悪い笑い方してるし
何より…4人とも面白くない。
なんか嫌だな…。
気持ち悪い…。
「ごめん、私もう帰るね」
怖くなって荷物を持って立ち上がった瞬間、
レ「待って！」
とレトが私の腕を引っ張った。
「ぅわ、え、なに？」
レ「もう1本録ろうよ！楽しかったから！」
…ほら。レトはこんなこと言わない。
「…誰？」
つい口に出してしまった言葉。
それにより3人の顔が変わる。
レ「な、何言ってんのぐらちゃん！誰って、俺やん！」
牛「そ、そうだよ！レトさんのことわかんないとか神楽大丈夫かよ！！」
「うっしーはレトさんなんか言わない！」
牛?「！！」
「ごめん、帰らせて」
レ?「嫌！待って！じゃあ、俺が、俺じゃないとして、俺は…俺は、誰なの？ねぇ！誰なの！？」
レトは涙をボロボロ流して私の腕をさらに強く掴む。
レトの爪が私の腕に食い込む。
「っい、痛い痛い！離して！」
ﾚ?「ねぇぐらちゃん教えてよ！俺は誰！？」
「離してって！」
私は思い切りレトに掴まれてる腕を振る。
??「っぐ…！」
その反動でレトは床に叩きつけられる。
「っあ、ごめ…」
キ?「てめぇ！レトさんに何してんだ！！」
「ごめん！！」
脳内で警戒アラートが鳴り響く。
ここにいちゃダメだ。
私はレトの家を飛び出た。
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作者名：RIN | 作成日時：2020年7月17日 6時
