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「っていう夢を見た」
牛「なんだよそれ(笑)」
「あー怖かったマジで」
牛「最悪だったな(笑)」
「ほんと最悪だよ」
…そう。
先程の出来事は全て夢の中で行われた事だった。
朝起きてすぐにTwitterのフォロー欄を確認したけどクロさんなんて人はいなかった。
「夢でよかった…」
ガ「…何の話？」
牛「神楽が見た夢の話ぃ(笑)」
ガ「ふーん…」
今日のガッチさんはなんかいつもと違う。
冷たい。
なんか家で揉めたのかな？
牛「まぁそんな冷めた態度しないで聞いてよ」
うっしーは興味なさげなガッチさんに無理やり話を聞かせる。
ガ「へぇ…」
牛「ね？怖いでしょ？(笑)」
ガ「別に…俺もういい？」
牛「ったく…ほんとに他人には興味ねぇな(笑)」
「ねぇうっしー、今日ガッチさんなんかあったん？」
私はガッチさんにバレないよう小声でうっしーに聞く。
牛「何言ってんだよ神楽。これがガッチさんの通常運転だろ？(笑)」
「…え？」
うっしーは一体何を言ってるんだ…？
すると、
レ「なになに？何の話？俺も混ぜてよ！」
お、この家の家主。
レトが進んで話を聞きに来るなんて珍し…。
私とうっしーはレトにも夢の話をした。
レ「こわっ…っぐす…」
「え、」
レトは…泣き出した。
「レ、レト？レト！？大丈夫？どうしたの！？」
牛「おいおい大丈夫は神楽の方だぞ？いつもはレトさんの感性が子供レベルなのを面白がって自分から進んで泣かせに行ってるくせに、急に罪悪感が出てきたか？(笑)」
レトさん…？
「な、なにそれ…私そんなことしてないでしょ」
牛「今日どうしたマジで。変な夢見てからお前ちょっとおかしいぞ(笑)」
「え、いやいや、おかしいのはそっちでしょ、と、とりあえずレト、涙拭きな」
私はレトにティッシュを渡す。
レ「あ、ありがとう…」
レトはずびーっと鼻をかむ。
レ「今日ぐらちゃん優しいね」
…なんだこれ。
なんかおかしい。
これもまだ夢の中なのか…？
頬を思い切りつねるが目の前の景色は変わらず、これが現実であるという事実が私に重くのしかかる。
キ「よぉーす！あれ？今日みんな早いね、珍しいじゃん！」
「キヨ…」
私は心の中でキヨは通常運転であってくれと願う。
キ「あれ、神楽またレトさん泣かせてんの？程々にしろよ？さ、実況録ろうか！」
こいつも…ダメだ。
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作者名：RIN | 作成日時：2020年7月17日 6時
