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貴方視点
「………」
バーボン達の居るマンションへと戻り
玄関からリビングへ移動する
スコッチ「おかえり、マティーニ」
「……ただいま、スコッチ」
盗聴器と発信機は無いと示すため
両手を上げる
諸伏「……ご飯できてるよ、A。食べる？」
「いらない」
諸伏「駄目だよ、ちゃんと食べないと」
スコッチは私の腕を引き
椅子へと座らせてくる
「……お腹空いてない」
諸伏「空いて無くても食べないと駄目！」
食事を私の前に置きながら叱ってくる
「……」
スコッチの作った食事はとても美味しそうだった
子供が喜びそうな
オムライス
そっと口に運ぶと
美味しさが口いっぱいに広がった
「……」
諸伏「……ねぇ、A。警察に戻る気はないの？」
「………ごめん…」
スプーンを下に下げ
スコッチは「……そっか」っと落ち込む
「もう…戻れない……」
スコッチ「……そう」
すると玄関から誰かが入ってきた
バーボン「スコッチ、マティーニ、今帰りましたよ」
「おかえり、バーボン」
諸伏「おかえり、
降谷「……それで、今日はオムライスか」
諸伏「うん。久しぶりにAと御飯食べれるから嬉しくってつい…」
降谷「全然食べてないな、A」
「……」
諸伏「お腹空いてないって…」
降谷「A、ちゃんと食べてくれ。ベルモットも心配している」
「ベル姉が……？」
どうしてだろうか…
そういえば
明日のパーティ…
「ねぇ…バーボン、スコッチ」
降谷「どうした？」
諸伏「ん？」
「明日のパーティ…どっちか一緒に…来てほしい……」
降谷「それって…情報収集の為のだったな…」
諸伏「あー、アレね」
「兄さんが…明日ベル姉のせいで行けなくなったって…言われたから」
諸伏「俺が行ってあげたかったけど…ライと任務があって……」
降谷「僕は明日は特にないから、僕が行く」
「ありがとう…バーボン」
兄さんに連絡をし
これで準備は整った……？のか…？
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作者名：箔月 | 作成日時：2023年8月12日 12時
