7 ページ7
貴方視点
「久しぶり…シャルドネ」
シャルドネ「マティーニ…どうしたの？私をこんな所に呼び出して」
「ラムから…の命令で……」
シャルドネ「！ラムから…？一体何？」
「お前…鼠なんだってね」
シャルドネ「!?な、なんのことかしら……私はNOCなんかじゃ！」
「……」
動揺してる…
やっぱりコイツは違う
銃口をシャルドネに向ける
シャルドネ「！ま、待って!!私は違う！本当に違うの!!!」
「……FBI捜査官、シネル・フレーティア」
シャルドネ「!?」
「鼠の情報を吐けば苦しまずに殺す……」
シャルドネ「そんな脅しに乗るわけないでしょ！」
「……」
引っかかった
「その状況だと、鼠はまだいるみたい…」
シャルドネ「！」
「誰？他の鼠は…」
シャルドネ「言えるわけ無いでしょ!!!知らないんだから！」
コイツからはもう情報を得られないか…
ならもう…
「……いいや」
ﾊﾞﾝｯ!!
一発の弾丸がシャルドネの頭を貫いた
「……」
FBIにからまだ数名鼠がいる…
誰だろうか…
「まぁいいか」
見つけたら殺せばいいだけ…
シャルドネを殺し終わり
倉庫を出る
そこには…
「ライ…」
タバコを吹かしながらじっと私の方をジッと見つめているライがいた
ライ「ウォッカに言われてな、代わりに来た」
「………そう」
ライ「シャルドネは始末したのか」
「えぇ」
ライ「………一緒に食事でもどうだ？」
と…食事に誘ってくる
「……アナタには明美がいる…」
宮野明美
組織の科学者であるシェリー…いや、宮野志保の姉であり
バーボンの幼い頃の友人
そして…
宮野エレーナさんの娘…
「……明美を悲しませること…したら許さない……」
ライ「……そうか」
「…帰る」
ライの車に静かに乗り込んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：箔月 | 作成日時：2023年8月12日 12時
