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貴方視点
次の日…
「……」
降谷「A…寝なかったのか?」
「……」
首を縦に1回振り
そっと目を擦る
降谷「……そうか」
「………じゃあ…任務行ってくる」
降谷「それ、どうしても行かないといけない任務なのか…?」
と…
バーボンが聞いてきた
「………行かないといけない。組織の命令は……絶対…だから」
あの方に私は…
「……」
バーボンの横を通り過ぎ
玄関から外へと出る
すると兄さんから電話が来た
「もしもし…どうしたの?兄さん……」
ジン《マティーニ、明日の任務だが、バーボンかスコッチを連れて行け》
「え…?兄さんは?」
ジン《ベルモットのせいで別の任務になった》
「……わかった。任務終わったら伝える…………」
そう言って通話を切った
「……」
明日って…
情報集めのためのパーティ…だっけ…?
あんまり興味なけど…
任務のためだから…
しょうがない…
って…
こうしている間に任務時間が近付いてきていた
まずい…
急いでマンションをおり
ウォッカが迎えに来ている車に乗り込む
ウォッカ「どうしたんですかい?寝坊でもしやしたか」
「……寝てない」
ウォッカ「はぁ…ちゃんと寝てくだせぇ」
「……」
ウォッカ「今日の任務はいつも通り、鼠の始末だそうですぜ」
「わかった」
昨日は雨が降っていたから
曇りだった
だけど
その雲の隙間から、何本もの光が指していた
「……」
ベルモットの言っていたシルバーブレット…
そんな者が本当にいるのなら…
私は……
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作者名:箔月 | 作成日時:2023年8月12日 12時