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バーボン(降谷)視点

バーボン「……」

マティーニ「……」

盗聴器や発振器はないな

そして

スコッチ「A!!」

ヒロが彼女の肩を掴み名前を呼ぶ

諸伏「なんで?どうしてAが組織に?警察は?」

A「……」

諸伏「ねぇ!A!!」

A「触らないで、スコッチ」

諸伏「!」

A「……」

Aは…2年前突然姿を消した

何処に言ったのかも見当がつかなかった

なのに…

どうして組織に入っていて

コードネームをもらってるんだ…

それに…

ジンの妹だって……?

都合の良い冗談じゃないのか?

降谷「……A、冗談って言ってくれないか?潜入捜査をしてるんだろ?なぁ?」

A「………ごめん」

降谷「ッ!」

A「もう…警察なんかじゃない。私は組織の人間……」

諸伏「嘘だ…」

A「…ジンの言ったことは全部本当…だけど、二人のことは口外しない…。もう…」

そこからは口を噤んだ

諸伏「…何があったの?」

A「……陣平の死が…私を変えた…心の痛みが強くなって…今となっては何も感じない…。痛いのも、辛いのも、悲しいのも…全部全部分からなくなった…」

Aは床にしゃがみながら「もう昔の私じゃない…」っと言った

諸伏「A…」

A「二人のことは…絶対に…守る。殺しは全部私がやる…だから……」

降谷「ッ……」

どうして…

Aなんだ……

久しぶりに見たAは

髪型がジンのようになっていた

そして

2年前もうっすらと隈があったが

今はそれ以上に酷い状態だ

何時倒れてもおかしくないだろう

するとジンから連絡が来た

ジン〈そいつは殆ど睡眠を取ることを必要としてねぇ〉

降谷「は?」

寝てないのか?

降谷「……A、いつも何時間寝ているんだ?」

A「………忘れた」

降谷「寝ろ」←

A…

一体何が…

5→←3



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作者名:箔月 | 作成日時:2023年8月12日 12時

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