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貴方視点

夜の街に一発の発砲音が響いた

「……」

ライ「……流石だな。俺の使っているライフルと、君の使っているライフルの重さや大きさは違うはずだが…」

「自分が愛用している武器がなくっても任務を遂行できるようにしてきた」

ライ「それは、君が組織に入ってからか?」

「………そう」

ライ「そうか…」

「…任務は成功した。さっさと帰る」

すると

私のお腹が空腹を訴える音がした

ライ「何処かで飯でも食べるか?」

「………いい。帰って食べる」

そう言いつつも腹の虫は止まなかった

「………」

ライ「………和食でいいか?」

「だからいらないと……」

ライ「……」

ライは無言で私に近づき

ヒョイっと持ち上げられた

「!?お、おろし…て」

ライ「そう言っていては君は動かないだろ」

「だ、だから…」

力強い…

抵抗できない…

「……」

諦めるしかないか

そう思い

体の力を抜く

ライ「……」

ライは力を抜いたことがわかったのか

少し力を落ちない程度に緩めてくれた

やっぱりコイツは…

「理解が出来ない」

ていうと…

ライ「俺も君が理解できないがな」

なんて、ライは言った

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作者名:箔月 | 作成日時:2023年8月12日 12時

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