検索窓
今日:25 hit、昨日:30 hit、合計:20,137 hit

557 ページ7

降谷視点

他の幹部を追ってとある一室に入る

降谷「……」

ウォッカ「兄貴、どうしやす?下には…」

ジン「心配はいらねぇよ」

すると

近くにあった資料に手をぶつけてしまい

崩れ落ちる

ジン「誰だ」

降谷「……」

どうする

Aに報告を……

(ゼロ)…»

降谷「ッ……」

インカムに伸ばしていた手を下ろし

立ち上がる

ジン「お前だったか、バーボン」

ウォッカ「テメェ!」

ジン「ウォッカ、先に出てろ」

ウォッカ「!し、しかし、兄貴は」

ジン「さっさと行け。テメェも殺されてぇのか」

ウォッカ「わ、わかりやした」

そう言って

ウォッカは走って出ていった

降谷「何故だ。何故ウォッカを逃がした」

ジン「テメェに聞きたいことがあるからな。殺すのはその後だ」

降谷「聞きたいこと……?」

そう言ったすぐ

一発の発砲音が聞こえた

その瞬間に腹に熱を感じた

降谷「!?」

そしてその場に崩れ落ちる

降谷「ッ…」

ジンの方を見ると

銃を握っている

銃口からは薄っすらと煙が出ていた

撃たれたんだと理解した

ジン「Aは何処にいる」

降谷「言うわけ…ないだろ?」

ジン「チッ…」

くそっ…

このままじゃ確実に殺される

さっきの手榴弾で頭を打っていた

視界が悪いな…

だけど…

銃を再び強く握りしめる

ジン「ふん…じゃあな、バーボン」

ジンが銃口をこちらに向け

引き金に指をかける

そして反射的に目を瞑った

だが…

(ゼロ)!!!!」

バンッ!!

降谷「A………?」

Aの声が聞こえ

目を開いた

いつまで経っても痛みが来ない

何故かをその瞬間に理解した

Aが僕を庇ったんだ

Aはその場に勢いよく崩れ落ち

その衝撃で頭をぶつけ血を流していた

降谷「A!!!!」

558→←356



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
159人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 降谷零
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:箔月 | 作成日時:2023年7月17日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。