今日:23 hit、昨日:30 hit、合計:20,135 hit
小|中|大
563 ページ13
NO視点
とある病院の一室…
一人の女性が眠っていた
たくさんの管に繋がれており
何をしたらこの状況になるのかがわからなかった
病室の扉が開かれる
一人の男性が花束を抱え
彼女の眠っているベッドへと近づく
降谷「………A…」
棚置かれている花瓶に花束を生け
ベッドの横のにある椅子に座り込む
降谷「……」
彼女は約一月眠っている
だが
目覚める気配がないらしい
左目の下には
一本の傷跡が残っていた
「………」
降谷「…頼む…起きてくれ………」
彼女の手をそっと握りしめる
静かにそう祈る
降谷「……」
すると彼は立ち上がり
扉へと向かう
降谷「…また、来るからな」
そう一言言い残し
病室を出た
彼女の手が
動いたことにも気が付かずに……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
159人がお気に入り
159人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:箔月 | 作成日時:2023年7月17日 17時