【ジョジョ５部】鎖の王女 (ページ6)

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友達はギャングだった② ページ6

アンナ視点

「あら、それは本当なの？」
リ「あぁ、お前の任務だ。」

渡されたのは１枚の資料。

写真が貼ってある。

リ「お前の能力の関係上、仕方ないんだ。」
「分かったわ。」

私のスタンド能力。

毒が含まれている煙を出して、相手を化け物にする。

今回もまた大きな任務だわ。

この豪華客船に乗っている全員がターゲットって。

とんでもないプレッシャーだわ。

「私のパートナーは？」
リ「オレも行こうと思ったが…………………………すまん、オレにも別の任務があるんでな。」
「あらあら、じゃ皆は？」
リ「皆も、だ。」
「…………………………」

私の大きな任務は次の日らしい。

準備をする。

「でもリゾット。」
リ「なんだ。」
「私達、恋人同士、なのよね。」
リ「…………………………そうだ。」
「ならさ、貴方の任務より私の任務の方に来てよ。」
リ「無理だ。」
「え～。」

ブツブツ私は文句をいう。

今は夜。

日記を書いて寝ましょう。

1999年、3月31日。

皆冷たすぎないかしら。

私のスタンド能力のせいなのかもしれないわ。

だからって…………………………

でも、いいわ。

それだけ大きな任務をこの私が任されているってコトは。

それだけ、リゾットは私を信用しているんだわ。

―――――はぁ。

花粉症の時期だから目がかゆいわ。

だけど、かいちゃあダメよアンナ。

目が腫れて、ブスになった顔でリゾットのトコロへ行くなんて。

まっぴらごめんよ。