サンリオ男子と高嶺の黄色い花 (ページ3)

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一輪目ページ3

Aside

女子生徒「あっあの…高嶺さん…」

A「何？どうしたの？」

女子生徒「吹奏楽部の予算のことなんですけど…」

A「わかったわ…会長に伝えておくわね」

女子生徒「はっはい！！ありがとうございます！」

私高嶺A高校二年生
私は何故か周りから高嶺の花呼ばわりされ、周りと仲良くできない…
もう少し人と打ち解けて話せないのかなぁ…
とぼとぼ廊下を歩いていると…

　ドンッ！

A「きゃっ！？」

？「おわっ！？」

？「康太！？」

？「大丈夫かよ…」

A「いててっ…って！大丈夫！？ごめんなさいっ！ケガとかない！？長谷川さん！」

康太「あ…えっと…大丈夫…です？えっとぶつかってすみません…」

祐「あれ？高嶺副会長！？」

俊介「どうも…副会長…」

A「水野さんと吉野さん…？あ…これからは気を付けてね？長谷川さん？」

康太「はい…すみません…」

A「じゃあ…」

・

・

・

・

A「あれ？ない…？何で！？落としちゃったのかな…？早く探さなきゃ…！」

私が落とした物…それは

ポムポムプリンのポーチだ
中にはプリンのお守り、プリンのストラップの付いた家の鍵、ピューロの年パス……しかも顔写真つき！
これは…相当ヤバイ…！

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
康太side

康太「あれ？これ…」

祐「どうしたの？康太…ってこれ！！」

俊介「ポムポムプリンのポーチ？」

何でプリンのポーチが…

祐「その中身見たら？持ち主分かると思うぜ？」

康太「うん…」

中を見るとプリンのお守り、プリンのストラップの付いた家の鍵、ピューロの年パス……
あれ……これ……

康太「これ…見て…」

祐「これって！！」

俊介「高嶺副会長だな…」

康太「じゃあ持ち主は副会長？」

俊介「意外だな…」

祐「だね！俺たちと話し合うんじゃない？康太！ポムポムプリン好き仲間できて良かったじゃん！」

康太「うん…！」

これを高嶺副会長にかさえさなきゃ……！