第３章 １５話 ページ45
コーネリア「駄目だ！
一度でも交渉に応じれば、テロと言う手段を肯定することになる」
しかしそれでは、エリア11にいるブリタニア人の反感を買ってしまうことになるだろう。
ダールトン「では、強行策を？」
ギルフォード「それは、ユーフェミア様とシルヴィア様の安全を確保してからではないのですか？」
コーネリアは、苦虫を噛み潰したような顔をした。
コーネリア(ユフィ……。
私は……!!)
その時、角から文官が走ってコーネリアの元へやって来る。
文官A「総督！
ゼロが!!」
コーネリアは文官の言葉に、足を止めた。
文官A「ゼロから連絡が入りました」
ディートハルト「何？
三号車がゼロに取られた!?」
河口湖前の川で何故か釣りをしていたディートハルトは、仲間からの報告を受けて驚きの表情を見せる。
ディートハルト「ギブソンは何をやってたんだ!?」
男A「なんか、気がついたら取られてたって……」
ディートハルト「はぁ？
で、その三号車は？」
男A「軍のど真ん中へ」
ディートハルトは、その言葉に反応した。
スポットライトが車の上に立っているゼロを照らしている。
ブリタニア軍A「確認しました、ゼロです！
狙撃しますか？」
ブリタニア軍B「その状態で待機せよ。
包囲完了後に、狙撃する」
扇「なぁ……。
彼が言う正義って、どういう意味なんだろうな？」
扇は車を運転しながら、話し出した。
どうやら、先ほどゼロに言われた言葉が脳裏を離れないらしい。
カレン「さぁ。
でも、その前に殺されるかも。
後ろのみんなも、逃げ場ないし」
男A「何であのトレーラーを使わないんだ？」
扇グループの１人の男が言う。
杉山「アジトを人目に晒してどうするんだよ」
そんな男に、杉山は最もなことを言って突っ込む。
井上「本当に信用していいの？
あのゼロって男？」
井上はゼロを疑っているようだ。
玉城「だから俺は怪しいって言ってんだ!!
ま、いざとなったら俺が何とかするけど」
強がりなのか馬鹿なのか、玉城はそんなことを言う。
コンデンショーホテルに繋がれている橋の前を、コーネリアとその側近がグロースターで塞ぐ。
ゼロ(コーネリア……。
ここで借りを返したいところだが、お前の使いどころはもっと先だ。
読み通りなら、ギアスを使うまでもないが)
コーネリアがグロースターのハッチを開け、姿を晒す。
コーネリア「また会えたな、ゼロ」
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シャドー(プロフ) - 綾女さん» 綾女さん、ありがとうございます。 そう言っていただけると、更新スピードが上がるかも……？ （笑） (2015年4月21日 15時) (
レス) id: 10bac06916 (このIDを非表示/違反報告)
綾女(プロフ) - すごくいい作品ですね。これからが楽しみです。頑張ってください。 (2015年4月20日 20時) (レス) id: bfef2e3bb0 (このIDを非表示/違反報告)
シャドー(プロフ) - 泉美さん» コメントありがとうございます。亡国のアキト、5月に第三章が始まりますね！ コードギアスが好きなので、そう言ってもらえて嬉しい限りです（笑） (2015年4月16日 14時) (レス) id: 10bac06916 (このIDを非表示/違反報告)
泉美(プロフ) - 映画も始まるし、このお話も進んでいるから。毎回がとても楽しみです (2015年4月15日 0時) (レス) id: 95c0ce8697 (このIDを非表示/違反報告)
シャドー(プロフ) - リアラさん» コメントありがとうございます !(^^)! ハチャメチャなストーリーを読んでもらえてるとは……。 感激です (゜o゜) (2015年4月12日 13時) (レス) id: 10bac06916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャドー | 作成日時：2015年2月15日 3時
