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控えめに響くベルの音のすぐ後に開いたドアと
部屋着姿のチャニョルさん。
『遅くなってしまってごめんなさい。』
どれだけ早く彼の元へ駆けつけたくてもただでさえ忙しいシーズンに定時前に退勤する事は容易ではなかった。
CY「ううん。俺こそごめん。どうぞ入って」
お邪魔します、と扉をくぐると視界は暗くなって私の好きな匂いが広がった。
『チャニョルさん、？』
CY「寂しかった」
上からか細い声が聞こえて
更に私を包む腕に力が入って
私はただただ背中をさすった。
『ほら、体暖かいじゃないですか。熱下がってないでしょ』
CY「まだこのままで」
『立ちっぱはしんどいでしょ。ほら、行きますよ』
分かったと私から離れて廊下を進む彼はやっぱりまだしんどそうで変わってあげられないかと心が痛むのに、初めて見た部屋着姿と抱きつかれていたことに早速ドキドキが止まらなくなってしまった。
そりゃ成人男性のお家にひとりでのこのこと行くなんて
何もないわけがないとどこかで思っていたけど
相手は病人で、ましては私の好きな人。
好きな人が弱っている時に電話がかかってきて
家に来てと言われていかない女がどこにいるの？と強気になってしまってた。
『とりあえず、お粥作りますね。後ゼリーとか色々冷蔵庫に入れておきます。台所お借りします』
チャニョルさんの家は綺麗に白とグレーで統一されていて無駄な物もなく
勿論台所も綺麗に整頓されていた。
カウンターからソファーに項垂れるチャニョルさんを覗くと
料理姿も可愛いと茶化してくる。
本当に体調悪いんだよね？
・
続く (更新停止中)
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カガ(プロフ) - ひめさん» 楽しみにしてくださるなんて、、ひめさんありがとうございます、これからもお付き合いいただけたら嬉しいです>< (2020年11月22日 16時) (
レス) id: 620cb59589 (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - 今更新されているところまで読ませていただきました！ 最近こういった優しい雰囲気のお話をあまり見ることがなかったので、私も続きとても楽しみです……チャニョルかわいい>< (2020年11月21日 20時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
カガ(プロフ) - きよまるさん» わわ、コメントまでありがとうございます、、これからもよろしくお願い致します>< (2020年11月18日 11時) (レス) id: 620cb59589 (このIDを非表示/違反報告)
きよまる - すごく面白いです続き気になりますー！ (2020年11月18日 9時) (レス) id: 353b97c31b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もへ | 作成日時：2020年11月16日 2時
