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外はとっくに暗くなりオフィスも人がまばらになった頃
机上のデジタル数字は21:17と示す
取引先との確認事項は済ませたし、あとはパーツ発注、チップにデザインを起こして撮影、ハンドモデルさんと連携して撮影。
その後に会社のHPでのページ制作、SNSでの宣伝。
後1ヶ月、これをこなせばこの忙しさも幕を閉じる。
『では、お先失礼します』
XM「外回りで増して疲れただろうししっかりご飯食べてゆっくり休んでね」
ミンソクさんのデスクには重ねられた書類達。
そりゃそう、私たちはペアに分かれての作業とシーズンもの。
だけどミンソクさんはこの仕事全ての総括、ミス点検、上部との連携など私たちにはまだ分かり切れていない忙しさ。量からして後1時間半は残業。
なのにこの人は平気で私に笑顔を振りまいて身体の心配までしてくれる。
こんなに素敵な上司いる？
まあここにいるんだけど。
仕事手伝います、なんて言って残業を半分こしたいけど、今の私に新しい仕事情報を入れるときっとパンクしてしまうし、何よりミンソクさんの手掛ける仕事は私ごときが手伝って終わらせれるようなものじゃ無い。
早急にこの疲れを取ってまた明日からも完璧に仕事をこなすことが最大の手助けになると今まで散々ミンソクさんに言い聞かされてきた。
『ミンソクさんも、無理せず早寝早起き朝ごはんですよ』
XM「分かってるって、それはギョンス君に言われてきたから(笑)」
『あー、ギョンスの所に行きたい、まだカフェ開いてるし』
XM「だめ、行ったら長居しちゃうんだから。」
『はい。まっすぐ帰ります、、お疲れ様でした』
カフェを通り過ぎ会社の扉を潜り抜けると一気に髪を揺らす風
もう夜でも暖かくなってきたなあ。ちょっとやだ。結構やだ。
CY「Aさん！」
『わ、チャニョルさん、』
CY「帰り、ですよね」
私を呼ぶ声に振り返るとニコニコ笑顔を咲かせたチャニョルさんがいた。
CY「もし良かったら送っていきましょうか、今日車で来たんで。」
『ええ、良いです良いですそんな、申し訳ない』
CY「申し訳ないとかじゃ無いです、それにもう遅いですし。」
『まだ２１時半ですよ、ひとりで帰れますし、、』
CY「ダメです。ここでばったり会っておいてそのまま帰すなんて男としてできないです、さ、いきましょう。」
ここまで言ってくれているのにこれ以上断るのは感じが悪い気がして大人しくチャニョルさんの後ろを歩く。
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カガ(プロフ) - ひめさん» 楽しみにしてくださるなんて、、ひめさんありがとうございます、これからもお付き合いいただけたら嬉しいです>< (2020年11月22日 16時) (
レス) id: 620cb59589 (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - 今更新されているところまで読ませていただきました！ 最近こういった優しい雰囲気のお話をあまり見ることがなかったので、私も続きとても楽しみです……チャニョルかわいい>< (2020年11月21日 20時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
カガ(プロフ) - きよまるさん» わわ、コメントまでありがとうございます、、これからもよろしくお願い致します>< (2020年11月18日 11時) (レス) id: 620cb59589 (このIDを非表示/違反報告)
きよまる - すごく面白いです続き気になりますー！ (2020年11月18日 9時) (レス) id: 353b97c31b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もへ | 作成日時：2020年11月16日 2時
