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「何ッ、痛い！ 奇襲！？ エース潰し！？」
「東峰さん差し置いて何がエースだ、自惚れてんじゃねぇ！」
即座に後ろに飛びのいて、前かがみになりながら腹をさする日向に、遠くから影山が文句をぶつける。
その声に日向は「何だとぅ！？」と目を吊り上げながら顔を上げ、自分の目の前＿＿＿やや下の方にある小さな人影に気が付いて目を点にした。
驚愕の表情を浮かべ、Aの両肩を掴んで震え始める日向。
「か、影山が……！ 小っちゃく、白くなっちまった！？ いでッ」
そんな日向の元へ大股でズカズカと歩み寄った影山が、オレンジ頭を勢いよくチョップした。
「何言ってんだボゲ！そいつは俺の妹だ」
そのまま日向の両手首をむんずと掴んでAから遠ざけると、彼が触れていた場所を汚れを払うかのような動作でサッサッと手ではたく。
先程は隅の方にいたせいで菅原に似ていると感じたが、日向に釣られて照明の当たる明るい場所へと飛び出した彼女の髪は、青みがかった白髪だった。
瞳の色は影山に近いが、兄のそれよりも随分と青みが強い。
「誰彼かまわず飛びついて行くんじゃねぇボゲ。懐く相手はちゃんと選べ。誰にでも簡単に尻尾振んな」
先程日向へと向けた「ボゲ」とは明らかに柔らかさが段違いな「ボゲ」を発した影山の姿に、日向が自分の身体を抱きしめてブルリと震え上がっている。
一見ぶっきらぼうにも思える彼の言動に潜む、見た事もない穏やかな眼差し、聞いたこともない落ち着いた声音を敏感に感じ取ってしまったのだ。
「すご……、影山がちゃんとお兄ちゃんしてる」
隣からぽそりと聞こえた山口の一人言は、月島が今まさに脳内で呟いた台詞そのものだった。
『でも、日向はお兄ちゃんの友達でしょ？ だったら私とも友達になれるよね？』
「どういう理屈だそれ」
「ジャイアン方程式……」
影山の友達＝自分の友達。
お前のものは俺のものだと主張するAを見て、月島が思いついたままに呟くと、その声が届いていたらしい縁下が、数歩分離れた場所でブフッと噴き出した。
『私、日向と友達になりたいの！ 小っちゃいのに、ビョーンって、スパーンって、かっこよかった！ 日向とお話してみたい！』
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メケメケ(プロフ) - とお。さん» とお。さ〜ん！🙌私にこんな画力はありません！お借りしたイラストです！笑 ですが褒めていただけて嬉しいです、ありがとうございます☺️一人の女の子にだけ弱々なツッキーを綴っていきます！笑 (2月29日 14時) (
レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - みりかさん» みりかさん！またしても「天才」ありがとうございます！恐れ多いですが嬉しいです！笑 (2月29日 14時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - 玲衣さん» えーーとっても嬉しいです！！😭🙏 こちらこそ素敵な褒め言葉ばっかりいただいちゃって感謝感激です！これからもこの調子で進んでいきますのでぜひお楽しみください！☺️ (2月29日 14時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
とお。(プロフ) - トップのイラスト、もしかしてメケメケさんがお描きに…！？美しすぎます😍ツッキー永遠に振り回されてくれ…… (2月29日 10時) (レス) id: c8ec7d17da (このIDを非表示/違反報告)
みりか - ほんと……天才です………(2回目) (2月29日 7時) (レス) id: 2c07cb6f0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メケメケ | 作成日時：2024年2月17日 17時
