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着替え終わった影山がかがんで両手を広げれば、待ってましたとばかりに少女が『わーい』とその胸にダイブした。
ワスワスと小型犬でも撫でまわすように少女の頭をかき混ぜた後、影山はそこでようやく周囲の視線が自分に集まっている事に気が付いたようで、「あ。妹です、俺の」と小さく頭を下げてみせた。
「「「はあああ！？」」」
衝撃の宣言に、一斉にワッと声が上がる。
その喧噪に、月島は自身の耳を両手で塞いで集団から距離を取った。
「あの影山に妹だと！?」
「お前に兄貴の素養なんて見えたことないぞ！」
「てゆーか俺、絶対スガの妹だと思っちゃってた！」
「俺も自分の妹かと思ったべや！」
「お前妹いないだろ」
上から順に、田中、西谷、東峰、菅原と、それに冷静に突っ込みをいれる澤村である。
「兄貴のそよう？ とかはちょっとよく分かんないすけど、こいつは俺の妹ですよ。ほら、先輩たちに挨拶」
腹の辺りに抱きついていた少女を剥がし、くるりと向きを反転させると、影山はポンとその両肩に手を置いた。
自分の背よりも遥かに高い位置にある男たちに視線を合わせようと、少女がほとんど真上を見上げるように顔を上げる。
＿＿＿なるほど……。確かに影山の妹だ。
月島でさえ一目で納得したのだから、恐らく他の部員たちも同じだろう。
髪や瞳のカラーリングこそ大きく違うが、その顔立ちは影山ソックリだったからだ。
小さな頭。
少し吊り目気味の大きな目。
スッと筋の通った形のいい鼻。
薄い唇。
それらがバランスよく配置されている端正な顔立ちで、少女は大男たちに少しも臆することなく、ニパリとその顔に笑顔を浮かべた。
『影山Aです！ いつもうちの飛雄がお世話になってます。ご迷惑をおけけする事もあるかと思いますが、これからもお兄ちゃんをよろしくお願いします！』
影山と似通った顔で、影山が決してしないであろう表情を作り、影山が絶対に口にしないであろう言葉遣いを披露する少女に、烏野一同は驚いてギシリと固まった。
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メケメケ(プロフ) - とお。さん» とお。さ〜ん！🙌私にこんな画力はありません！お借りしたイラストです！笑 ですが褒めていただけて嬉しいです、ありがとうございます☺️一人の女の子にだけ弱々なツッキーを綴っていきます！笑 (2月29日 14時) (
レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - みりかさん» みりかさん！またしても「天才」ありがとうございます！恐れ多いですが嬉しいです！笑 (2月29日 14時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
メケメケ(プロフ) - 玲衣さん» えーーとっても嬉しいです！！😭🙏 こちらこそ素敵な褒め言葉ばっかりいただいちゃって感謝感激です！これからもこの調子で進んでいきますのでぜひお楽しみください！☺️ (2月29日 14時) (レス) id: 9f81822037 (このIDを非表示/違反報告)
とお。(プロフ) - トップのイラスト、もしかしてメケメケさんがお描きに…！？美しすぎます😍ツッキー永遠に振り回されてくれ…… (2月29日 10時) (レス) id: c8ec7d17da (このIDを非表示/違反報告)
みりか - ほんと……天才です………(2回目) (2月29日 7時) (レス) id: 2c07cb6f0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メケメケ | 作成日時：2024年2月17日 17時
