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『蛍くん！』
昼休み、ツッキーの名前を呼んだのはAだ。ツッキーは立ち上がり、Aのいるドアの方へ歩いた。
Aはたまに、うちのクラスへ遊びに来る。そして、遊びに来てはツッキーを呼ぶのだ。
もちろん、うちのクラスの女子と話したりもする。けれど、ツッキーと話している方がよく見る。
今日もまた、どうせツッキーと＿＿＿『忠くん！』
『忠くんも！こっち来て！』
「……え？お、俺？」
「勉強会？」
『そう！もうすぐテストじゃない？だから勉強会しようと思って』
「めんどくさ」
『なんでよー！忠くんは？』
これはチャンスだ。
Aと話せる、絶好のチャンスだ。ありがとう神様！
「いいよ！俺は、大丈夫！」
『本当に！？ありがとう〜！じゃあ今度の土曜日、部活終わったら私の家集合ね！』
「えー……僕いいって言ってないのに」
Aは、尻尾を振る子犬のようにスキップをしながら、自分のクラスへ戻った。
俺たちも自分の机へと戻る。
「よかったじゃん」
「う、うん！」
ああ、土曜日が楽しみで仕方がない。
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榁井(プロフ) - 鈴松しおん@誤字り姫@受験fuc○さん» コメントありがとうございます。ツッキーのイケメン&山口の可愛さが伝わって何よりです笑こちらこそ、読んで頂きありがとうございました！ (2019年11月21日 18時) (
レス) id: 449d801ec5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴松しおん@誤字り姫@受験fuc○(プロフ) - ツッキーの最後の「やっとくっついた」でもうツッキーのイケメン度がァァァァァ((そしてもう山口ィ!もうまじ可愛い…なんなん!?作者様ありがとうございます! (2019年11月20日 16時) (レス) id: e085487720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榁井 | 作成日時：2019年11月11日 23時
