【ヒロアカ】個性『陽炎』の最強少女 (ページ5)

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目つきの悪い話。　４ページ5

お茶子side

茶「梅雨ちゃんおはよう！」

『ん…おはよう梅雨ちゃん』

梅「Aちゃん眠そうね。昨日何処か行って来たの？」

『あ、まぁね。上鳴と』

芦「え、二人で⁉」

Aちゃん、梅雨ちゃん、私の三人で歩いているところに三奈ちゃんも加わる。

『二人だけど…あ、上鳴おはよ』

上「はよー！」

Aちゃんは上鳴くんを見かけると咄嗟に挨拶した。さっきまですごく眠そうだったのにAちゃんは笑顔で手を振った。

ここで私たちは察した。…この二人、くっつけるべきではないかと。←

こうして女子軍による「上鳴とAちゃんくっつけよう作戦」が始まった。

＊

Aside

『もうちょっとでヒーロー基礎学だ…！オールマイトだよね？テンション上がって来た！』

オ「わーたーしーがー!!」

緑「来っ」

オ「普通にドアから来た！」

No.1ヒーローであるオールマイトが教室に入ってくるとクラスはざわついた。本当に先生やってるんだな…

オ「ヒーロー基礎学！ヒーローの素地を作るため様々な訓練を行う科目だ‼

早速だが今日はコレ！【戦闘訓練】‼」

爆「戦闘…」

緑「訓練……！」

オ「そしてそいつに伴って…こちら！

入学前に送ってもらった【個性届】と【要望】に沿ってあつらえた戦闘服‼

着替えたら順次グラウンドβに集まるんだ！」

「「「「「『はい‼」」」」」』

＊

耳「Aってそんな感じなんだね」

『この個性だとあんまこだわることもないし…コレが一番動きやすいかな』

茶「かっこいい…」

私のコスチュームは特にこだわることもなかったので、赤いTシャツの上に黒いパーカーで下はスカート、首元にガスマスクをつけている。なぜこのコスチュームが許可されたんだろう…ガスマスクとか意味わかんないでしょ。

オ「始めようか有精卵共！戦闘訓練のお時間だ！」

今回は屋内での対人戦闘訓練で、ヒーローチームとヴィランチームに分かれるそうだ。

くじを引くと私はEチーム。

芦「夏時よろしくねー！」

『うん。足引っ張らないように頑張るよ』

三奈と青山が同じチームだった。…青山とかなに考えてんのかわかんないから不安。

オ「Aチームが【ヒーロー】、Dチームが【ヴィラン】だ！」

今回はデクくんと爆豪の対決。個性把握テストを見た限り二人の仲は良いとは思えない。大丈夫かな…