【ヒロアカ】個性『陽炎』の最強少女 (ページ12)

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目も眩む話。ページ12

参加種目の決定、それに伴う個々人の準備…

二週間はあっという間に過ぎ、雄英体育祭本番当日‼

『例年は3年ステージが注目されるはずなのに今年はうちらのせいで1年ステージの人気が高いんだって』

切「マジか…緊張してきた」

瀬「でもまぁ頑張ろうぜ？」

『だね。普通科も強いっぽいし』

＊

ﾏｲｸ「雄英体育祭!!ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル！

どうせてめーらアレだろこいつらだろ!?

ヴィランの襲撃を受けたにも関わらず鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!

1年A組だろぉぉ!?」

『おー』

耳「すごいね」

続いてB組、普通科、サポート科、経営科と入場する。

そういや選手宣誓って…

ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ「選手宣誓!!選手代表、1-A爆豪勝己!!」

爆「せんせー。俺が一位になる」

『「「「絶対やると思った!!」」」』

爆「せめて跳ねのいい踏み台になってくれ」

ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ「さてそれじゃあ早速第一種目行きましょう！

いわゆる予選よ！毎年ここで多くの者が涙を飲むわ!!

運命の第一種目!!今年は…コレ!!」

障害物競走。コースを守れば何をしてもいいんだとか。

スタートの門は狭いし、轟が何するかなんてだいたい予想は付くし、上から攻めるのが最善策だ。

【醒ます】で体を作り変えてから門の前に立つ。脚力を強くし、体も軽くする。

ﾏｲｸ「スタート!!」

その合図と共に轟が氷を使って滑りながら前へ進んだ。私は跳んでいたから避けたが、普通科の奴らが凍っていた。

爆「そう上手くいかせねぇよ半分野郎‼」

芦「っぶな」

尾「二度目はないぞ」

『予想済みだわ』

轟「クラス連中は当然として思ったより避けられたな」

ﾏｲｸ「さぁいきなり障害物だ！まずは手始め…

第一関門、ロボ･インフェルノ!!」

入試の時の仮想敵？０P野郎じゃん←

轟は一位抜け。これは当たり前として、常闇や瀬呂は爆豪に続いて抜けていった。

『ｯ！！』

「あいつすげぇな、蹴っただけでロボ倒れたぜ」

うっせぇそんなこと言ってる暇あったら自分で助かれや←

ﾏｲｸ「おっと夏時目も眩むような速さで抜けて行く！」

続いて第二関門・ザフォールも【醒ます】ですぐに突破。今の所私の順位は3位だ。

最後の関門一面地雷原ではデクくんがいきなり1位に上がってきてそのままゴール。私は4位となった。

爆「チッ…クソデクが」

仕方ないか。次の騎馬戦で巻き返さないとな…