【ヒロアカ】個性『陽炎』の最強少女 (ページ2)

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目つきの悪い話。１ページ2

相「次、轟と夏時」

『はい』

個性把握テスト。入学式は無く、個性使用可能のテストをしている。

私は50メートル走のスタート地点に立った。

『…醒ます』

合図の前に“目を醒ます”を使って体を作り替える。足を速くする。後でも使うから運動神経を良くする…？

相「スタート」

スタートの合図とともに全速力で走る。

ﾋﾟｯ

相「1.02」

「「「「速っ!?」」」」

皆が驚いているが私は無視してさっきのところに戻る。

その後も他の子に比べ物にならないくらいの記録を出し、私が1位でテストは終わった。

＊

耳「あのさ、一緒に帰らない？初日だし皆で帰ろうって話になってて」

話しかけてくれた子の後ろを見ると男女共にたくさんいた。

『いいけど』

上「よっしゃ！じゃあ帰ろうぜ」

…テンション高いなこの人。

茶「夏時ちゃんの個性って何ー？」

緑「個性の複数持ちだと思ったんだけど…」

『私の個性は陽炎。10個能力がある』

上「どんなの？見せてくれよ！」

『まず目を隠す。自分の体を周囲から見えないようにできる。こんな感じで』

私は実際に腕だけを見えないようにした。

『目を盗む、対象の情報を読み取ることが出来る。例えば…麗日お茶子さん。個性無重力』

茶「すごい、合ってるー！」

『目を欺く。他人に自分の姿を別の姿に見せる。これは分かりにくいね…

目を合わせる、対象の体を一時的に動かなくさせる。誰にしよっかな…』

私はさっきのテンション高い人の目を見つめて合わせるを使った。

耳「わ、固まった…」

『ごめんね、すぐ戻す』

個性の使用を解除して動けるようにする。

上「うぇい…すげぇ…」

『それで目を奪うで＿＿＿』

私は皆に個性の説明をした。皆は終始驚いた様子だった。

『まぁこんなとこだね』

切「すげー！」

芦「これでひとつの個性なんでしょ!?すごいね！」

耳「駅着いた。皆どっち？」

上「俺こっち！」

『あ、私も』

瀬「おーじゃあなー！」

私は上鳴って人と同じ電車に乗った。

上「なあ」

『は、はい…』

上「別に緊張しなくていいぜ？

Aって彼氏とかいる？」

『…いないけど』

名前呼び…初めてされた…。

上「そっか。じゃあさ、今度2人でどっか出かけね？」

『あ、まぁ、いいけど』

戸惑いすぎだろ私…こんな顔いい人の前だからって緊張しすぎだ…

はぁとため息をつく。

上「どーした？」

『なんでもない…あ、私ここだから。じゃあね、上鳴』

上「おう」