170cmズの日常

33話目「お弁当には定番の卵焼き」 ページ37

〜いきなりお昼ご飯〜





五年ぶりのお母さんのお弁当…大事に食べよ♪


神「今日はアブトにおにぎりを作らせたんだ♪」

尋常じゃないほどの大きさと数のおにぎりがでてきた…

あぶとさん大変だなー




…いつもどこに入れてるの？



沖「俺は売店のコロッケパン」

高「同じく売店の焼きそばパン、神威そんだけあるんだからちょっとぐらいくれよ」

神「絶対あげないヨ、早弁したけど足りないんだもん」

早弁したのに更にこのおにぎり！？

貴「早弁って…このでかいおにぎり食べたの？」

神「違うヨ、そこら辺に置いてあったお弁当だヨ！」

貴「そこら辺って……あれ？お弁当が軽い…？」

何でだろ？


貰ったときもっと重かったのに…




神「A…そ、そのお弁当…」



貴「お母さんが作ってくれたんだ♪楽しみにしてたの♪」


沖(マザコン…)






高「あれ？その弁当…神威が朝食ってた弁当に似てやがるな」





神「み、見間違いじゃないのかナ」



とりあえず開けてみることにした







ﾊﾟｶｯ









貴「…中身が…ない…」


なん…で…？




沖「あーあ神威…やっちまいやしたね」


高「バカだな、ｸｸｯ」




神「いや…知らなかったんデス、Aのだったなんて…」









貴「……………神威…最低……勝手に食べるなんて…もう大嫌い！」



神「っ…弁当ぐらいいいじゃん！知らなかったんだヨ！？」



貴「弁当くらいって…もう知らない！神威なんて友達じゃない！」



神「…こっちこそ！もう知らないからネ！？」





貴「神威のバカァァァァァァ」









沖「あーあA出てっちゃったー」

高「今のは神威が悪い」


神「…知らないヨ、もう俺のこと大嫌いって…友達じゃないって…」


沖「グチグチうるせぇなァ…女々しいですぜ？」

高「さっさと謝りにいってきなァ」






神「嫌だヨ…友達じゃないのに仲直りするわけないじゃん」

34話目「お弁当を当たり前のように盗み食いするやつにイラッとする」→←32話目「お母さん娘さんを僕に下さい！なんて恥ずかしいこと言えない」

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