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第5話 家が・・・ないっ! ページ7

その後、皆はぐちぐちと文句を言いながら淡々と帰っていった。

私も帰ろうと思い準備を始めたその時だった。

野口「おい、そこの生徒。もう下校時刻過ぎてるぞ。」

A「あ、すみませーん。雑用係という名のめんどくさいことに付き合わされていまして」

野口「ん?ああ、お前は成績最下位の馬鹿か。まあそりゃあ雑用にもされるわな」

エリートオーラ満載の成績優秀でちょっとイヤミな副生徒会長、野口くんがそこにいた。

A「べぇつに。何でもないですほっといてください。しっしっ」

野口「しっしってなんだ!!さっさと帰らんかっ!!」

A「副生徒会長だって帰ってないじゃないですかー」

野口「俺はこれから理事長とお話があるんだ!さ、アホな奴は早く帰って勉強しろ」

A「はいはい分かりましたよーだ」

A「・・・。まてよ?」

A「ここ、どこ?」

野口「は?オメガ高校だが?」

A「私、なぜここに来た?」

野口「転校してきたからだろ」

A「家、どこ?」

野口「ちょっとまて。何を言っている」

A「少年よおおおお!家はどこじゃああ!全く知らん場所に連れてこられても意味わからねえよおおお! 方向音痴のオレのことどうするんだよぉおおおお!うわああああ」

野口「頭冷やしたらどうだ。」

A「冷やすよぉおお(水道水バシャー)」

野口「おいおいおい!!!何やってるんだ!本気でアホなのか!!」

A「そうだよアホだよすごいでしょ!ほめてよー!!」(※ヤケクソです)

野口「はぁ・・・。そんなんだと風邪引くぞ。ほれ、これでふいておけ」

A「うわああ!ありがとうございます!」

にんまり笑顔で頭をふく。副生徒会長も案外優しいんだな、と思う私

ん、まてよ?副生徒会長が優しいって事は家とか貸してくれるんじゃね?普通に

っしゃあああああ!頼もう!全力で!!

A「副生徒会長〜♪私、今、困ってるんですよ」

野口「はあ?なんかうさんくさいな、顔がニヤけてるし」

A「家がわからないので、副生徒会長の家においてくださいな」

野口「・・・」

野口「ダメだ。じゃあな」

あっさり爽やかに断られましたァ!!

第6話 意味不明会話の時間だよ!→←第4話 テスト結果がアカン件について


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Reina - これを3年前?くらいに見かけて面白いなぁと思っていました。何年経っても構わないので、最後まで読みたいです!更新待ってます! (2020年6月2日 12時) (レス) id: 6ae8381e5b (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - まあちゃん??さん» コメントありがとうございます、そう言っていただけてすごく嬉しいです!亀更新ですが頑張ります(^-^)! (2017年2月18日 17時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
まあちゃん??(プロフ) - 凄く面白いです!頑張ってください! (2016年12月28日 19時) (レス) id: adc98d7cca (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります(^-^)b (2016年11月26日 0時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
霧祢 - 頑張って下さい。レミ@二次元サン! (2016年11月16日 22時) (レス) id: fadaf9cff8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レミ | 作者ホームページ:http://TEKITOU  
作成日時:2014年8月11日 21時

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