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第29話 本当のこと ページ33

「.....A..A」

誰?私の名前を呼ぶのは

「...ろ...A...」

よく聞こえない


ユリア「Aちゃん!!!」

当麻「Aさん!」

野口「おい、A起きろ!」

A「うわぁ!?」

突然何!?誰?大声で叫ぶのは!騒々しい!

私が布団から頭をばっと上げてその声の主を見るとそこにはユリアちゃんに副会長に当麻っち、シュリくんがいた。

四人はすごい心配そうな顔で私を見ている。

シュリ「よかった、起きたみたい 何か悪い夢でも見ていたの?すごいうなされてたよ」

野口「お前、昨日からずっと寝てて起こしても起きねえし、学校にも来ないからこいつら心配して家までついてきたんだぞ!」

A「..あ..」

一瞬記憶がふっ飛ぶが、さっきまで見ていた謎の空間やみんなの冷たい態度が、すぐに思い出される。そうするとなんだかまた怖くなってきて つい

A「やめて退学処分なんていわないで!仲間はずれはもう嫌だ!」

などと叫んでしまった。

ユリア「どうしたの?Aちゃんを仲間はずれになんかする訳無いじゃん!ユリアの大親友のAちゃんにそんなこと絶対できないもん!!」

当麻「そうですよ!私たちは何があってもAさんの味方です!!」

野口「いきなり何を...って何で泣き始めてるんだよ!?」

A「私は退学処分をくらって、ここの人も皆私を馬鹿にしてて...それで」

シュリ「Aちゃんそれは夢だから、現実じゃないから大丈夫だよ!」

A「夢?」

そういえばさっきまで私を締め付けていたものやあの歪んだ空間はもうここにはない

さっきまであんなに泣き叫んでいたのに涙なんて出てないし

なによりユリアちゃんたちがいつもどおり接してくれている。

A「なんだ 夢だったのか..よかった」

ユリア「ユリアたちはずっと親友なんだからー!!」

ユリアちゃんはそう言うと私にぎゅーっと抱きついてきてくれた。

A「うわあ、ありがとうう」

なんか涙出てきた

A「もう本当に退学したくないよおお」

ユリア「退学処分はもうなしになってるから大丈夫だってー!」

A「違うんだよ..そうじゃなくて」

この時私は 私がどこから来て、どうしてこうなったのかをそろそろみんなに説明しなければならないんじゃないかと思った。

もうすぐ私はここを去らなければいけないのだから。

今なら皆揃ってるしちょうどいい。

勇気を出して、私は皆にすべてを話すことにした。

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Reina - これを3年前?くらいに見かけて面白いなぁと思っていました。何年経っても構わないので、最後まで読みたいです!更新待ってます! (2020年6月2日 12時) (レス) id: 6ae8381e5b (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - まあちゃん??さん» コメントありがとうございます、そう言っていただけてすごく嬉しいです!亀更新ですが頑張ります(^-^)! (2017年2月18日 17時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
まあちゃん??(プロフ) - 凄く面白いです!頑張ってください! (2016年12月28日 19時) (レス) id: adc98d7cca (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります(^-^)b (2016年11月26日 0時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
霧祢 - 頑張って下さい。レミ@二次元サン! (2016年11月16日 22時) (レス) id: fadaf9cff8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レミ | 作者ホームページ:http://TEKITOU  
作成日時:2014年8月11日 21時

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