第26話 残り ページ30
あのね、あのね私この前テストで100点とったんだー
いつもは0点なのに
すごくねー?すごくねー?
普通なら喜ばしい事実
しかし
私は
嬉しいけど、嬉しくない
なぜなら
そのせいでこの世界から
現実の世界に強制送還されそうなのだから
100点取れたとか私マジ頭良すぎだわー←
でも、それがアダとなる...
どうすればいいんだ?アルとは喧嘩して一度もあってないし
もう忘れてたりしてね
野口「おい」
A「なんです」
野口「お前さっき相川ユリアを止めようとしていたが、
おまえ、テスト中、他クラスにも聞こえるでかい声でヤダヤダいっていただろ?
ここにいられるのは一ヶ月って、それで認められるのか?」
A「...それは」
そうだけど、でも、いま、新たなる問題が...
ヒカル「そりゃあ、そう言われちゃ微妙な気持ちにもなるわよね。点数は上がったのに退学なんて」
ヒカるん...そう、その通りだよ
当麻「私はやっぱり、Aさんにはここにいて欲しいです」
芥川「そうだよ。やっぱりそれは生徒会長も同じなんだと思う」
A「...」
そうか...そうだよね
そうやって思ってくれる
そういう人たちなんだよね
なんっていったって二次元だし
いい人たちだな
やっぱ帰りたくないな現実には
もっと一緒にいたいな
強制送還なんてされなかったらいいのに
□■
「お前はまだ」
「現実には戻れない」
「二次元に、すがりついている」
「今のお前には」
「まだ無理だ」
「でも」
「現実は教えなければならない」
「いつまでも二次元で楽しい時間を」
「過ごされるわけには行かない」
「お前の未来を操作しているのだから」
「二次元にいていい期間は、残り一ヶ月だ」
■□
ユリア「ふんっ!」
理事長「しくしく」
先生「はぁ〜..」
野口「何があった」
ユリア「ふぅー!Aちゃん、退学は完全取り消しだよー!」
A「え?」
ヒカル「あんた、何言ったのよ」
ユリア「理事長マネーを素晴らしいことに使いまくるといっただけだよー」
ユリア「この前みたいな感じで」
野口「黒いな...」
ユリア「ぶいっ!これでAちゃんが勉強頑張れば卒業までずっといっしょだねー!」
当麻「よかった...Aさん!」
予想外のことが起きた。
まさか、ユリアちゃんがこんなにも短時間で
理事長を説得するなんて
でも...
A「やったあ!ありがとう!!ユリアちゃん」
残り、「一ヶ月」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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Reina - これを3年前?くらいに見かけて面白いなぁと思っていました。何年経っても構わないので、最後まで読みたいです!更新待ってます! (2020年6月2日 12時) (レス) id: 6ae8381e5b (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - まあちゃん??さん» コメントありがとうございます、そう言っていただけてすごく嬉しいです!亀更新ですが頑張ります(^-^)! (2017年2月18日 17時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
まあちゃん??(プロフ) - 凄く面白いです!頑張ってください! (2016年12月28日 19時) (レス) id: adc98d7cca (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります(^-^)b (2016年11月26日 0時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
霧祢 - 頑張って下さい。レミ@二次元サン! (2016年11月16日 22時) (レス) id: fadaf9cff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レミ | 作者ホームページ:http://TEKITOU
作成日時:2014年8月11日 21時