【エリートジャック】天才的おバカ様が超エリート校へトリップしたら！

第２４話　退学とか言われたら ページ28

放送があってから二時間後。

A「し、失礼します!」

私は理事長室に緊張の極みでやってきた

理事長「おう最下位ちゃん。来たね」

A「はい!来ましたよ!要件はそれだけですね?さようなら」

理事長「またんかい」

離してくれ福澤ぁああ

A「ﾁｯ」

諦める。

先生「コラ。舌打ちするな」

A「へいへい」

あー、帰りたいなあ

テストの話とか今日はしたくないよ

病み上がりだし、いくら私の病気治りが早いとは言え

それくらいの気は使ってもらわないと

先生「まだ、ほかの生徒の結果は見せてくれないが、お前の結果だけ先に教えてくれるそうだ」

先生「俺もまだ聞いていない。退学がかかってるんだからせいぜい心して聞けよ」

ほう...

理事長「点数は...合計で」

A「言わないでください!!」

先生「はあ？」

A「いきなり言うとか急すぎます。ほらもっとさあ、私の体の心配とか」

A「フフ...心配したいんならしていいんですよ?」

先生「大丈夫かーかわいそーにぃ(棒) で、今回の点数だ。理事長、発表をたのむ」

あ。こいつ殴りたい。

理事長「最下位ちゃん。今度こそ本当に言うよ？いい？」

A「ええ?は、はい」

私はシリアスに語る福澤くんこと理事長をま正面から見ながら汗をたらたらとたらす。

理事長「僕が君にこれだけ取れと言った点数は５００点満点中４５０点」

理事長「だけど、今回の君は都合により三教科しかできなかったみたいだね」

A「はい、その通りですが...」

理事長「じゃあ３００点中何点かという見方でいいね？」

A「え？」

理事長「だって体調を崩したんなら仕方ないじゃないか」

先生「いいんですか？理事長。その二教科でえらい違いになってもおかしくない気が」

理事長「それはまあ、最下位ちゃんが３００点中２８０点以上取れてれば、また次回のテストを見て考える〜っていうことにすればいいからさ」

マイペースだ

それにそこは２５０点くらいにすべきじゃないの？２８０とか高くない？

私の退学を計画的に目論んでいるのかこの人は

理事長「よく聞いておいて」

理事長「君の、今回の点数は...」

A「点数は...?」


.





.





.





.





ユリア「あ、Aちゃん!!ど、どうだったの?」

野口「大丈夫だったのか!?」

シュリ「みんな心配して来てるよ!」

ヒカル「心配してきたわけじゃないけど気になるわ」

みんな。来てくれたんだ...

A「実はね...」

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