【エリートジャック】天才的おバカ様が超エリート校へトリップしたら！

第２３話　保健室 ページ26

A「ん....ん？ ﾊｯ！」

目が覚めた。

ここはどうやら、保健室のようだ。

結局、四教科目の社会と五教科目の理科はできなかったというわけか

あーあ。どうなるんだろうな

やっぱ、帰らなくちゃ、なのかな

まじもう最悪の極みですわ

なんかさっき先生と言い合いとかしてた気がするけど

忘れちゃったや

もう、なんかどーでもいい

ぜーんぶ、どうでもいいや

ガチャ

ユリア「失礼します!!あれ、先生いないのかー」

A「ユリアちゃん!」

ユリア「あ!?Aちゃん!気がついたの!?」

A「うん、さっきね!」

ユリア「え、大丈夫、なの??」

A「うん!!もうこんなにピンピンしてるよ!」

ユリア「はわあああ!よかった!!」

ばしばしっ

肩をポンポン叩いてくれるユリアちゃん

野口「おい、相川ユリ...あ!?そいつ、起きたのか!」

シュリ「ほんとに!?」

ユリアちゃんに続き、二人、男子が入ってくる。

シュリくんと副会長だ。

A「あ、シュリくん、副会長!おーい〜」

と言いながら私は手を振る

野口「のんきに手なんか振ってる場合かっ!体調はどうなんだ？もういいんだな？」

A「うん、さっきも聞かれたけどこのとおり元気だよ」

シュリ「そうなんだ!!ならいいけど...でも...」

ユリア「うん...」

シュリくんのセリフからなんかみんな急に暗い顔になった。

A「え、何なに？アニメの急展開シーン？」

ユリア「Aちゃん...テスト...」

A「え!?もう返ってきてるのテスト!?」

ユリア「ううん!!でも、どうだろーなあ、って思って」

A「...うーん、途中でできなかったからやばいのかもしれないなあ、で、でも!ユリアちゃんたちに教えてもらって、たっくさん分かったことがあって、前の学校にいた時よりもはるかぁ〜に多く問題が解けた気がするんだよね〜」

野口「本当なのかそれは...(にわかに信じがたいな)」

A「それはガチのお話だよ。だから、きっと...」

そんな話をしていると上から例に倣ってキーンというなんか嫌な音がした

シュリ「あ、放送だ」

『AAさん。AAさん。至急、理事長室まで来なさい。無論、一人で来てください。以上です。』

A「...あー...」

呼び出しを食らってしまったようだ

A「テストのことかな？」

ユリア「多分」

私は若干顔を引きつらせつつも

A「....い、行ってくる」

と言い保健室を後にした

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