第22話 居場所 ページ25
そして、時間はたっていき、三教科のテストが終了した
ついに四教科目_
A「っ・・」
そろそろ本当にきつくなってきた
なんでかぶるかなあ こんな時に・・
ちゃんと寝とけば良かったなあ
ああもうっ!気が散る!
考えながら私は机に突っ伏した状態となった
隣の生徒「先生」
先生「なんですか?」
隣の生徒「さっきからAさん、具合が悪いみたいですけど」
先生「そうなのか?・・おいA、大丈夫か。あまり無理するなよ」
先生「見た感じ熱があるな、汗もひどいし、保健室へ行ったほうがいいんじゃないか?」
A「い、いや、まだ大丈夫です・・」
先生「大丈夫じゃないだろ!もうテストはいいから・・」
A「良くない!」
やばい、先生に向かってタメ口を・・
でも、私は勝手に喋っていた
A「この、テストは、私の退学がかかったテスト、なんです」
A「やっと見つけた、居場所に居続けるための、大切な、テスト、なん、です」
ガタンッ
気づいたら自分は椅子から崩れ落ちていた
先生「はぁ・・やっぱりダメだな。保健室に行くぞ」
ダメだ・・起き上がれない
でもここで踏ん張らなかったら
____退学になる__
先生「A、早く・・」
A「お願いします先生、やらせてください・・」
先生「・・ダメだ」
A「やらせてください!」
先生「ダメだ!」
A「やらせろ!」
私は声が裏返りながら叫ぶ。
こんなに必死になったことが今までに、あったかな
先生「ダメだと言っている!第一そんな状態のお前に何ができるんだ!?何もできないだろ」
A「出来るって言ってるでしょ!?決め付けるなよ!」
先生「何だと!」
ユリア(Aちゃん・・あんなに、必死に・・)
私は、泣いていた
泣きたいという感情はとっくの昔に捨てたはずなのに
A「なんで、なんで・・」
私はその場に倒れこんだ 頭を起き上げることさえできなかった
ユリア「A・・ちゃん」
先生「Aを保健室へ連れて行く。お前らはテストを続けてくれ。」
先生のその一言は私にとって 残酷で冷たいものだった。
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- 全体運: ★★★☆☆
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Reina - これを3年前?くらいに見かけて面白いなぁと思っていました。何年経っても構わないので、最後まで読みたいです!更新待ってます! (2020年6月2日 12時) (レス) id: 6ae8381e5b (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - まあちゃん??さん» コメントありがとうございます、そう言っていただけてすごく嬉しいです!亀更新ですが頑張ります(^-^)! (2017年2月18日 17時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
まあちゃん??(プロフ) - 凄く面白いです!頑張ってください! (2016年12月28日 19時) (レス) id: adc98d7cca (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります(^-^)b (2016年11月26日 0時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
霧祢 - 頑張って下さい。レミ@二次元サン! (2016年11月16日 22時) (レス) id: fadaf9cff8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レミ | 作者ホームページ:http://TEKITOU
作成日時:2014年8月11日 21時