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第16話 オワタ ページ19

勉強会が始まって、5時間後のこと。

ユリア「あー疲れたー、勉強なんてやってられないよ全くー」ポーイ

ユリア「シュリくんとらぶらぶしたーい」

シュリ「あはは、僕もちょっと疲れてきたよ」

ユリア「むきー!せっかくみんな揃ってるのに遊ばないでずっと勉強なの!?ていうかAちゃんさっきから質問とかしない感じだけど、やっぱりホントに頭がいいのかな?」

勉強後でもいつものテンションのユリアに比べ

 Aは

A「・・・」

白くなっていた。


当麻「・・そういえばAさんいつもよりも静かですね・・どうかしたんですか?」

ユリア「だよね・・静かすぎるとユリアも思ったんだよ。ずっと一生懸命シャーペン走らせてたし、邪魔しちゃ悪いかと思って何も言わなかったんだけど」

石川「まあ、静かだろうがちゃんと勉強してるならいいだろ。進んでいれば問題ないしな。確かお前はパーフェクト算数超基本DAZE神のような簡単問題しかない素晴らしき問題集の4ページから始めていたよな?」

芥川「どれどれ、どれほど進んだのか俺が見てあげよう! (間) え・・?」

宮沢「どうかしたの?」与謝野「私たちにも見せてください」

全員がAの問題集へ目を向けた

そこにあった景色は

(間)

全員「え?」

野口「お前、大丈夫か?」

シュリ「これは・・」

ユリア「解答欄以外を的確に埋め尽くした無駄に画力のある・・ラク・・ガキ」

解答欄も白かった。

ユリア「しかも問の問題は・・」

問一「次の計算をしなさい」
(1)2×3 (2)3×4

シュリ「ちょっとこの問題集見せて!・・・コレ、小学生専用の問題集だよ」

石川「だよな!なんで数学じゃなくて算数なのか疑問だったんだ!」

ユリア「どうして質問してくれなかったの!いくらでも教えてあげたのに・・」

A「やっぱり、無理だわ 私には無理」

全員「え?」

A「小学生の基礎知識すらもわからない奴が、エリート校のテストで450点以上なんて取れるわけがないじゃん 少し考えればわかる話だったのに」

A「せっかく協力してくれようとしたのにごめんね 私、帰るよ」

その後Aは黙って去っていってしまった。

しばらくの沈黙 その沈黙を破ったのはユリアだった

ユリア「このままで終わらすものか!何としてもAちゃんの退学を阻止する!」

ユリアは頭をフル回転させAに点数を取らせるための方法を考え始めたのだった。

第17話 目の前の現実→←第15話 テストに向かって!


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Reina - これを3年前?くらいに見かけて面白いなぁと思っていました。何年経っても構わないので、最後まで読みたいです!更新待ってます! (2020年6月2日 12時) (レス) id: 6ae8381e5b (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - まあちゃん??さん» コメントありがとうございます、そう言っていただけてすごく嬉しいです!亀更新ですが頑張ります(^-^)! (2017年2月18日 17時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
まあちゃん??(プロフ) - 凄く面白いです!頑張ってください! (2016年12月28日 19時) (レス) id: adc98d7cca (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります(^-^)b (2016年11月26日 0時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
霧祢 - 頑張って下さい。レミ@二次元サン! (2016年11月16日 22時) (レス) id: fadaf9cff8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レミ | 作者ホームページ:http://TEKITOU  
作成日時:2014年8月11日 21時

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