【エリートジャック】天才的おバカ様が超エリート校へトリップしたら！

第１４話　優しい友と勉強会 ページ17

理事長「次のテストは１週間後だ。 それまでに沢山勉強していい点を取ることだね。本当に天才ならそのくらい出来ると思うから。 期待しているよ。」

理事長はそれだけ言うと理事長室を出て行ってしまった。

先生「まあ、報告は以上だ。後の時間をどう使うかはお前が決めることだからな」

先生「とりあえず、退学にならんよう頑張ってくれたまえ」

そう言って先生も理事長の後を追うようにして部屋を出て行った。

ユリア「うおぉ、大変なことになっちゃったね」

シュリ「とりあえず、テストに向けて勉強しないとだよね」

当麻「私でよければ力になりますよ！」

ヒカル「まあ、少しくらいなら手伝ってあげてもいいけど」

野口「仕方ないな」

みんなが優しい言葉をかけてくれる。

芥川「俺も協力するよ！やっぱり学校の生徒が減るのは寂しいし」

石川「そうだな。オメガ校の偏差値とかの問題もあるし。まあ転校すれば関係ない話だけど」

与謝野「みんなでAさんに協力しましょう！」

ユリア「賛成！みんなが協力するって言ってくれているのって珍しいんだよね〜！」

ユリア「とゆーわけで！ユリアたち仲間みんなで勉強会を開きましょ〜！」

宮沢「勉強できる場なら誰も困りませんしね！」

ユリア「よっしゃあ！決定！場所はユリアの家にしよう！」

あんまり関わりを持てていなかった生徒会メンバーの人たちも私に協力してくれると言ってくれた。

なんていい人たちなんだろう。本当に本当に本っ当にそう思う

ユリア「うわあぁ！どうしたのAちゃん！泣いてるよー！！」

A「ごめん 私、本っ当にこの学校に来れて良かったよ」

A「嬉しいんだ。 今までこうやって誰かに助けてもらうこともなかったし」

A「友達もいなかったし ずっと才能のある人は羨ましいと思ってた」

A「でも違うんだね。才能が有る人もいるけど才能がない人もいる。でも沢山努力をして少しでも天才へ近づくことは不可能じゃないんだよね」

A「私はこの学校を退学にはなりたくない」

A「やれるだけやってみたい。 自分の全力を知ってみたい」

シュリ「Aちゃん・・」

ユリア「うん、ユリアもとことんAちゃんのために張り切っちゃうよ！」

ユリア「頑張って、４５０点以上、取ろうね！」

A「うん！ありがとうユリアちゃん、ありがとうみんな！」

こうして私はみんなと勉強会をすることになったのだ。

でも、本当に大変なのはこれからだった。

第１５話　テストに向かって！→←存在しない第１３．５話（本編関係なし）

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