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第11話 副会長を探せ! ページ13

私が家を飛び出し数分後のこと

うーん・・・あのねえ

家を飛び出してきたのはいいんだけどさあ

ココドコよ!ああーそういえば、私は方向音痴だったねぇ〜

こんちくしょおおおおお!!自分のおバカ!こんなんじゃあ私が迷子に・・

野口「ん?・・・うわっ、最下位!こんなところで何をしている!」

A「・・あ!!ふ、副会長!いたあー!」

奇跡ってマジであるものなんだね・・(誇らしげに)

野口「早く帰って寝んか!こんな寒い夜中風邪引くだろーが!」

A「それはこちらのセリフだよ!こんな遅くまで一体どこに・・」

野口「だから言っただろ?塾だっての。あー、30分しかない睡眠時間がなくなる!どけ!」

A「な。なああ?なああああ!?さささ、さ、300分んんん!?少ああ!」

野口「だから30分だっつーの!もうまじで脳を中心とする医者に・・」

A「ダメじゃん!副会長!」

野口「・・・っ・・は?」

A「そんな少ししか寝ないでずっと勉強をしているの?」

野口「ああ、そうだ。悪いか?」

A「うん。とても悪い。どうしてそこまで勉強をするの?」

野口「そ、それは、将来のために・・」

A「何が!?勉強は確かに大切かも知れない、でも体調を崩したら勉強もできないしいいことないじゃん!睡眠ぐらいしっかり取ろうよ・・将来大切なことは勉強だけなんかじゃない!コミュニケーションやほかにもいろいろ・・」

A「私はそのうちの何一つ出来ていないけれど・・・」

野口「・・ふん・・・」

そのまま去ろうとする副会長に向かって私は

A「こんな私でも自分を大切にすることくらい出来ていると思う!だから・・自分を大切にしてあげて!・・副会長は、もう十分勉強が出来ていると思う、だからよければ・・」

A「私にも勉強教えてね!!」

そう言った。

しばらく沈黙が続いたが副会長はやや呆れ顔で

野口「誰がお前みたいなバカに教えるか。どうせ理解できないだろ、偉そうなこと言うな。」

野口「・・・まあ、暇なときくらいなら・・(ボソッ」

副会長は小さい声で言ったつもりだろうが私にはちゃんとはっきり聞こえた。

A「ありがとう!副会長!!」

私がそう言うと副会長はそのまま前を歩いて行った。

私もあとを追うように副会長の後ろを歩いた。

第12話 どうするよコレ→←第10話 決意したけど・・


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Reina - これを3年前?くらいに見かけて面白いなぁと思っていました。何年経っても構わないので、最後まで読みたいです!更新待ってます! (2020年6月2日 12時) (レス) id: 6ae8381e5b (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - まあちゃん??さん» コメントありがとうございます、そう言っていただけてすごく嬉しいです!亀更新ですが頑張ります(^-^)! (2017年2月18日 17時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
まあちゃん??(プロフ) - 凄く面白いです!頑張ってください! (2016年12月28日 19時) (レス) id: adc98d7cca (このIDを非表示/違反報告)
レミ@(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります(^-^)b (2016年11月26日 0時) (レス) id: bcf4cc8d9e (このIDを非表示/違反報告)
霧祢 - 頑張って下さい。レミ@二次元サン! (2016年11月16日 22時) (レス) id: fadaf9cff8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レミ | 作者ホームページ:http://TEKITOU  
作成日時:2014年8月11日 21時

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