第四十五話。 〜それぞれの放課後〜主人公side ページ50
私がグロゲー好きだったり、全国2位だという秘密がばれたり…
今日は色々なことがばれた。
楽しかったことに変わりはないけど。
カノ「さて、僕はもう帰るね。日も暮れて来たし…“いいもの”も見れたからねｗ」
キド「じゃあ、俺も帰る。長居しすぎた」
ユズキ「私も。貴音、また勝負しようね！」
それぞれ立ち上がり、荷物を持つ。
貴音「次こそは勝つ…！」
遥「僕はもう少しここに居るよ。多分、迎えに来るから」
迎え…ご両親かな。
カノ「じゃあね〜」
キド「お邪魔しました」
ユズキ「またね！ お邪魔しましたっ」
貴音「うん。気を付けて」
遥「また学校でね〜」
手を振り、角を曲がったところで
急に静かになった。
そして、私の目の色は夕焼けの赤じゃなく、自らが発する赤色に染まっていた。
カノ「で、話があるんでしょ？ 僕に」
静かな住宅街に少し真剣な声が響く。
キド「まあな。…俺たちの目は、赤くなる時がある。
それはカノも同じ」
ユズキ「カノは能力の制御できてるんでしょ？」
カノ「まぁねｗ」
笑いながらいうカノ。
きっと、目は赤い。
キド「制御の方法、教えてくれないか？」
カノ「別にいいけど…あ、近くに公園あるからさ。そこで話そうよ」
住宅街を抜けて、公園へ入っていく。
縮まらない距離に歯がゆさを感じながら、後をついて行った。
カノ「あれ？ 如月ちゃん達だｗ」
見つめる先には、如月兄妹と瀬戸さん、小桜さんがいた。
カノ「あ、如月ちゃんのも赤いの…知ってた？」
肩越しにこちらを見るカノ。
ユズキ「赤いなぁ、とは思ってた」
カノ「そうなんだｗ僕もそう思ってたんだ〜
制御、瀬戸くんも出来てないっぽいんだよね〜…」
またこちらを見るカノ。
言いたいこと、分からなくもない。
キド「つまり、あいつらも制御の練習する…ってことか？」
カノ「ご名答！ あ、来た来た……。おーい！ ちょっと来てくれるかなー!?」
公園じゅうにカノの声が響き渡る。
向こうもこちらに気付いたようで、進行方向を変えてこちらへ来た。
無事向かって来れているということは
今、私の目はいつもの青色だということだろう。
気まぐれな能力だ。
セト「どうしたんすか？」
シンタロー「早く帰りてぇ…」
アヤノ「まぁまぁ…」
マリー「ひえぇ…」
モモ「大丈夫だよ、マリーちゃん」
もしかしたらきっと
この時から、始まっていたのかもしれない。
私達の、固い絆が……
私達の“友情物語”が──
この小説の続きへ→←第四十四話。 〜それぞれの放課後〜モモside
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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君枝 - ブラックロックシューターて、いいよね☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2013年10月30日 20時) (
レス) id: 6280206004 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ひかるさん» お、さっきぶりｗ よろしくｗ (2013年6月16日 19時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ♪桜♪さん» 分かりますｗ 書いてて羨ましくなる時が多々ありますね…； (2013年6月1日 15時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ジュピリさん» ギリギリ逝ってないです( テスト返却が恐ろしいです…！ (2013年5月25日 21時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
ジュピリ(プロフ) - いやいやｗ皆さん逝かないでくださいよ！？そんな事を言っている私もモモ並みになるかもしれないorz← (2013年5月25日 20時) (レス) id: 0ed38f5efe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅夢 | 作者ホームページ：http://id54.fm-p.jp/492/neko1230/index.php?nocnt=1&prvw=RVRYVXlvSUxQeUgxbDdq...
作成日時：2013年1月14日 10時
