第三十七話。 〜それぞれの放課後〜主人公side ページ42
ユズキside
キド「はぁ…散々だ」
チャイムが鳴り、最初に聞こえた声。
ユズキ「どうしたの？ キドちゃん」
キド「いや…テストの準備はできない。今日は遊ばないといけない」
こちらを見ずいうキドちゃん。
能力がまた、暴走した。
ユズキ「遊ぶの嫌だった？ 鹿野さんに能力のこと聞こうと思ったんだ」
キド「あぁ…なるほどな。でも、カノの奴は気にくわん」
ユズキ「あはは…何それ」
カノ「へ？ 僕がどうしたの？」
後ろには鞄を持った鹿野さんが笑いながら立っていた。
帰る気…というか、遊ぶ気満々だなぁ。
ユズキ「鹿野さん、今日は何して遊ぶの？」
お願いです…ゲームだけは、大好きなグロゲーだけは…！
貴音「ゲーム、でいいんじゃない？」
カノ「そうだね！ 最初も言ってたし」
神は私を見放した←
遥「まぁ、僕たち運動とかできないし…」
カノ「そういえばそうだったね」
キド「ん？ どういうことだ、カノ」
運動ができない…となると病気とか…心臓に負担掛けちゃダメとか…
というかそもそも、聞いていいのか？
私が考えている間、担任がこっちに向かってきているのが見えた。
ケンジロウ「おぉ、今日はこんだけの人数で遊ぶのか〜？」
貴音「そうですけど…」
出席名簿を持つ担任にテストの報告忘れについての反省は見受けられない。
ケンジロウ「でも、遥と貴音は色々病気持ってるからな。なんかあったら
こいつらの家か俺の携帯にでも電話してこい。じゃーなー」
出席名簿を振り、立ち去る担任。
教師らしいところあるじゃないか。
キド「じゃあ、ゲームってのも仕方ないな」
ユズキ「そうだね。……で、誰の家で遊ぶの？」
全「………」
まさかの沈黙。
けど、目線は榎本さんのほうへ。
貴音「な、なんで私が！」
遥「で、でも貴音ゲームあるでしょ？」
カノ「前は僕の家だったし！ 榎本ちゃんのほうが結構ゲームもってそうじゃん」
貴音「うぅ…で、でもあたしグロゲーとか、オンラインゲームしかしないし…」
ユズキ「どんなのがあるの…!?」
閃光の舞姫・エネ。
自己紹介の時はピンとこなかったけど
よくよく考えれば、ゲーマーの中では結構有名。
貴音「え…シューティングゲームばっかりだけど…？」
ユズキ「そっか〜…よし、榎本さんの家に行こう！」
貴音「いやいや、なんでそうなるのよ！」
なんで、って…私はグロイシューティングゲームにしか興味がないからだよ！
とは言えないけど、いずればれるな…
第三十八話。 〜それぞれの放課後〜主人公side→←第三十六話。 〜それぞれの交友関係〜side無し
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「学パロ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
君枝 - ブラックロックシューターて、いいよね☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2013年10月30日 20時) (
レス) id: 6280206004 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ひかるさん» お、さっきぶりｗ よろしくｗ (2013年6月16日 19時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ♪桜♪さん» 分かりますｗ 書いてて羨ましくなる時が多々ありますね…； (2013年6月1日 15時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ジュピリさん» ギリギリ逝ってないです( テスト返却が恐ろしいです…！ (2013年5月25日 21時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
ジュピリ(プロフ) - いやいやｗ皆さん逝かないでくださいよ！？そんな事を言っている私もモモ並みになるかもしれないorz← (2013年5月25日 20時) (レス) id: 0ed38f5efe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：羅夢 | 作者ホームページ：http://id54.fm-p.jp/492/neko1230/index.php?nocnt=1&prvw=RVRYVXlvSUxQeUgxbDdq...
作成日時：2013年1月14日 10時
