第九話。 〜それぞれの１日〜セトside ページ12
しばらくすると校長がマイクを持ち話し始めた。
最初は校則について話していたが次第に話はずれていき
今では自分の昔話に変わっている。
校長「え〜では、新入生のみなさんは学校生活を満喫してください。
一番端がＡ組。その隣がＢ組。隣がＣ組です。
教室へは各自地図を見ながら行ってください」
やっと話が終わり各自クラスへ行く。
マリーはこっちを向くと「一緒のクラスだね…！」と天使の笑みでそう言った。
教室に入ると黒板のまわりに人が集まっていた。
座席表みたいっす。背が低くて見えないマリーの分も覚えて席へ向かった。
マリー「よ、よかったぁ…」
斜め左にいるマリーがホッとしたような表情で言う。
セト「何がっすか？」
俺がそう尋ねると「セトと席が近くて嬉しいの…！」
と天使のような笑顔をこちらに向けながら言った。
セト「俺もっすよ」
そう言ったときにキーンコーンカーンコーン…
とチャイムが鳴り、みんな席に着いた。
数十分後。
やっとガラガラとドアが開き白衣でメガネをかけた男が入って来た。
ケンジロウ「あ〜少し遅れたな…。俺は楯山研次朗だ。
１−Ａの担任であり理科教師だ。よろしくな」
担任だったんスか…!?
声に出そうになったのを抑える。
ツインテール「ちょ、先生遅すぎますよ！ 何分遅れてると思ってるんですか!?」
一番前の窓側の席にいたツインテールの少女が楯山先生に叫ぶ。
少年「まぁ、まぁ…」
隣の席の少年がそれをなだめる。
ケンジロウ「まぁまぁ。んな細かいこと気にすんなって。
えぇっと〜…全員居るな」
なんて適当な担任だろう。不安になった(
ケンジロウ「じゃ、アザミ先生入ってください」
声をかけると再びガラガラとドアが開き。
マリーよりも背の小さそうな黒髪の女性が入って来た。
アザミ「私は今日から１−Ａの副担になるアザミだ。教科は理解以外だ」
何ということだろう。
見た目子供の女性が副担で、しかも理解以外担当…
セト「不景気っすかねぇ」
ぼそりと呟いてみた(
アザミ「じゃあ私から見て右から、自己紹介でもしてもらう。
名前とほか何を言ってもらっても構わない」
黒髪ツインテ「え、じゃあ、私から…ですか？」
アザミ「あぁ、そうだ。さっさとやれ小娘。こいつのせいで遅れているんだ」
横目で楯山先生を睨むアザミ先生。
上下関係が逆転してるっす;
第十話。 〜それぞれの１日〜セトside→←第八話。 〜それぞれの１日〜セトside
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「学パロ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
君枝 - ブラックロックシューターて、いいよね☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2013年10月30日 20時) (
レス) id: 6280206004 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ひかるさん» お、さっきぶりｗ よろしくｗ (2013年6月16日 19時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ♪桜♪さん» 分かりますｗ 書いてて羨ましくなる時が多々ありますね…； (2013年6月1日 15時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ジュピリさん» ギリギリ逝ってないです( テスト返却が恐ろしいです…！ (2013年5月25日 21時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
ジュピリ(プロフ) - いやいやｗ皆さん逝かないでくださいよ！？そんな事を言っている私もモモ並みになるかもしれないorz← (2013年5月25日 20時) (レス) id: 0ed38f5efe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：羅夢 | 作者ホームページ：http://id54.fm-p.jp/492/neko1230/index.php?nocnt=1&prvw=RVRYVXlvSUxQeUgxbDdq...
作成日時：2013年1月14日 10時
