第八話。 〜それぞれの１日〜セトside ページ11
セト「はぁ…はぁ…」
朝から走っている理由はただ一つ。
寝坊(
どうゆう訳か目覚まし時計は正常に機能しなくなり
起きたのは今から約30分前。
今日は弁当を作らなくていいからひとまず安心。
けど早めに学校に入っておきたいタイプの俺は走っていた。
もうそろそろ歩こうか…
そう思っていたとき。
ドンッ！
人のいないはずの空間にぶつかったかと思うとそこには
綺麗な緑色の髪をした女子生徒がいた。
驚くことはない。
何故ならそれが彼女の能力だから…
見てしまったのだ。たった数秒目を合わせただけで
彼女の過去を少し…
制御できずにこうして人の過去なんかを見てしまうこの能力が、俺は嫌いっす…
セト「すいませんっす！」
そう言い残し、少し先を歩いた。
数分で今日から俺が通うカゲプロ高校についた。
最初は体育館に行くと聞いていたのでそこへ向かう。
セト「…迷ったっす」
早めに学校に入っておきたかった理由はこれだ。俺はよく道に迷う。
休みの日なんかは出掛けて、色々なところへ行くのだが
道に迷うことが多々ある。
誰かに聞く。
それしか方法はない。
周りを見渡すと
ふわふわ少女「はわわ…」
少し涙目でキョロキョロあたりを見回す少女。
身長は低いがここの生徒だろう。
思い切って、声をかけることにした。
セト「道に迷ったんすか…？」
少しかがみ、目を合わせる。
ふわふわ少女「あわわ…」
人見知りみたいっすね…
それでも何とか俺の問いに答えようとしてくれている。
ふわふわ少女「は、はいぃ…」
目をぐるぐる回しながら言う彼女。どうしたらいいのか少し迷い。
セト「そんなに怯えなくていいんすよ？ 俺も迷ったから一緒に行くっす！」
落ち着かせようと頭をなでながらそう言ったっす。
それで落ち着いたのか「う、うん…！」と笑顔を見せた。
セト「あ、俺は瀬戸幸助っす」
マリー「私は小桜茉莉…です…」
セト「セトって呼んでいいっスよ」
マリー「うん…！ 私もマリーって呼んでいいよ」
ぎこちなく言うが最初会った時とは違いまともな会話ができている。
歩いていくと体育館が見えてきた。
中に入ると赤いマフラーをした黒髪の少女が話しかけてきた。
赤マフラーの少女「新入生の方ですか？」
「ひえええ！」と俺の後ろに隠れるマリーの代わりに「そうっす」と答える。
赤マフラーの少女「では、２人とも一番端に並んでください！」
そういい他の生徒に話しかけていく。
言われた通りマリーと一緒に列に並んだ。
第九話。 〜それぞれの１日〜セトside→←第七話。 〜それぞれの１日〜キドside
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ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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君枝 - ブラックロックシューターて、いいよね☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2013年10月30日 20時) (
レス) id: 6280206004 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ひかるさん» お、さっきぶりｗ よろしくｗ (2013年6月16日 19時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ♪桜♪さん» 分かりますｗ 書いてて羨ましくなる時が多々ありますね…； (2013年6月1日 15時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - ジュピリさん» ギリギリ逝ってないです( テスト返却が恐ろしいです…！ (2013年5月25日 21時) (レス) id: eff5015741 (このIDを非表示/違反報告)
ジュピリ(プロフ) - いやいやｗ皆さん逝かないでくださいよ！？そんな事を言っている私もモモ並みになるかもしれないorz← (2013年5月25日 20時) (レス) id: 0ed38f5efe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅夢 | 作者ホームページ：http://id54.fm-p.jp/492/neko1230/index.php?nocnt=1&prvw=RVRYVXlvSUxQeUgxbDdq...
作成日時：2013年1月14日 10時
