検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:55,034 hit

51話ーリクエストー(トーラン) ページ11

天月目線

天月「うらたさんと志麻さんはこれで…まふ君はこれで良いかな!」

ちょっと早く決まっちゃったけど…待ち合わせの場所で待っていれば良いかな。
そう思い、僕はコトハちゃんとの待ち合わせの場所へと向かった。

天月「やっぱり早かったかな…。」

ま、もうちょっとで待ち合わせの時間だし…一応メールもしとこ。
でもそれから、数分後…待ち合わせの時間になってもコトハちゃんは来なかった。
僕は、ちょっと心配になってきたのでコトハちゃんが並んでいると思うタピオカ屋さんへと向かった。

天月「……え。居ないんだけど。」

お店の何処を探しても、コトハちゃんの姿は見当たらなかった。
…もしかして、先に帰っちゃったとか?
でも、そんな事をするような子じゃない。

天月「だとしたら……誘拐?」

そんな訳がない。
…そう思っていても、どんどんと考えが悪い方向へと進んでいった。
そうだ!周りの人がコトハちゃんを見てるかもしれない…そう思って、僕は周りの人に聞いてみる事にした。

天月「すみません…髪の色が紫っぽくて、目の色が緑の女の子を見かけませんでしたか?」

「いえ…そんな子見ませんでしたよ。」

僕は、どんどん他の人へと聞いていった。
電話も繋がらないし、頼りになるのは聞き込みだけだ。
何人かの人へと、聞いていくと…

「あっ…その特徴に似たような子なら見ましたけど。」

天月「えっ!?どこに行ったかとか分かりますか?」

「確か…4人ぐらいの男性に囲まれて、あっちの暗い路地裏の方へと連れられていた気が。間違いでしたらすみませんね。」

天月「いえっ…ありがとうございます!!」

きっと、彼女に違いない。
僕はそう思い…無我夢中で走って行った。
彼女の身に、何もないという事だけを願って走り続けた。

天月「ハァッ…コトハちゃん!!」

彼女の名前を叫びながら…
すると、何処からか男の声が聞こえた。
その声のする方へと行くと…そこには、コトハちゃんと4人の男の姿が見えた。

52話ーリクエストー(トーラン)→←50話ーリクエストー(トーラン)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
126人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , シェアハウス
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

トーラン☆★(プロフ) - だっちさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2020年2月22日 22時) (レス) id: ef74c206a1 (このIDを非表示/違反報告)
だっち(プロフ) - ご無理のないように、作者さんのペースで更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (2020年2月21日 18時) (携帯から) (レス) id: 7167dc6512 (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - だっちさん» 全然大丈夫ですよ!指摘ありがとうございました!!そうだったんですね!楽しみにしてくれる方がいれば、私も頑張れて励みになります!ありがとうございます!出来るだけ更新を早くしますので、これからも楽しんでくれると嬉しいです!! (2020年2月21日 14時) (レス) id: 102dfb882a (このIDを非表示/違反報告)
だっち(プロフ) - トーラン☆★さん» いえ!!急な指摘失礼しました……m(__)mこの作品、かなり前から愛読させていただいています!!すごく面白くて、いつも更新楽しみにしてます!!これからもご無理のないように頑張ってください! (2020年2月20日 18時) (携帯から) (レス) id: 7167dc6512 (このIDを非表示/違反報告)
トーラン☆★(プロフ) - だっちさん» こちらにも書いてくださりありがとうございます。変えてきました! (2020年2月20日 14時) (レス) id: 52a3d3e933 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:トーラン☆★ | 作成日時:2019年9月13日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。