その女、赤井の婚約者。【名探偵コナン/赤井秀一】

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｢なるほど。もうチェック済みだったって訳ね。｣

｢まぁ、ここには売られた喧嘩を買いに来ただけだから、今回はこの辺で帰らせてもらう……ってあれ？開かねぇ。｣




ざんねーん。開かないよ。だって



秀一が裏から押してるもん笑
FBIの片腕vs怪盗の片腕なんてどちらが勝つかは明白。


どうやったって開きやしない。




｢帰る前に返して貰おうか？君が撮った私の写真を。あれが出回ると困るんでね。｣




そう。秀一は博士の家から出た時、首につけてるチョーカーが写った写真を撮られた。
自分のミスはしっかり回収しておかないと。



｢うげぇ(そういやなんか首に付けてたな……メカっぽいの。)｣



！停電……逃げたか。



スマホに写ったキッドのロゴがByeByeと告げている。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

｢良かったわね。データ消せて。｣

｢あぁ。撮られた時は一瞬肝が冷えたよ。｣




さて、この回収したスマホ、どうしようかなぁ……あ。



ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ



｢あ、キッドくん？こんなセキュリティスカスカのスマホ、私の前に置いてくなんていい度胸してるのね。情報盗まれたいの？｣

｢げぇ！勘弁してくださいよ……｣

｢以後気をつけるって約束するなら君のお家に送ってあげてもいいけど？｣

｢き、気をつけます！！！｣

｢よろしい。じゃ、そこから逃げるの頑張ってね〜｣

｢ちょ、Aさん助け……ﾌﾞﾁｯ｣




彼もAにスマホを取られるなんて災難だな、と秀一は苦笑いを零す。

間違いないんだよね。私こういう類得意だし。ま、喝入れたから大丈夫でしょ。


ちなみに、おすそ分けした肉じゃがは好評だった。


｢ん〜！！！おいしい！｣

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