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episode43 ページ47
颯 side
あの日。俺らにとってのある大切な日。
俺は、海外から家族の元へ帰ろうと支度していた
だけど＿＿＿
叔母さんに阻まれた。
「颯くん、だったよね。着いてきて欲しいの」
表情一つ変えない彼女＿深く澱んだ瞳
その表情が少しだけ恐く感じたのを覚えてる
今思えば
叔母さんのことをよく知ってれば良かったのかもしれない
「えっと··」
「私はきみの母親のお姉さんよ」
「あ、そうなんです、ね」
特に興味は無かった。
だけど向こうが話しかけてきたから応えただけ
「それで··俺になんの用ですか＿＿」
「きみを呼んだのはね、私の＿＿」
だから、Aに責められても文句一つ言えない
実際裏切ったようなものだから。
＊＊＊
「あれ、なんで俺昔の夢なんか、、」
「てか··泣いて、る？？」
あんな夢＿＿もう、見ないと思っていたのに。
あんなこと、もう二度と現実にしたくない。
続く (更新停止中)
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