episode21 ページ21
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「で、その子、どこにいるか目星ついてるの?」
「えっ?んー、それが…」
「はぁ…なんも考えてなかった。って顔ですね」
「どーすんだよ、探そうにも探せねえじゃんそれ」
いや、分かってるんだけどさ
って待てよ…?
あの資料になんか書いてあったりは…?
「なーくん、ちょっとその、資料…」
「えっ?あぁ、これ?…はい」
下っ端だし面倒だし、僕は見てる側だったけど
ちょっとでも彼女のことを知れるならこれくらい…
「…え、」
「どうした?ころん」
僕はその資料を手に取り見た瞬間青ざめた
これ、本当に勝手に見て良かったのかな。。。?
「さ、さとみくん…」
「んあ?」
「A、実は…親が____って」
「…は?」
そう言うとさとみくんはその資料を僕の手から強引に
奪い、その場で固まっていた。
「なんか、闇深そうですね…」
「るぅちゃんが言うの?それ」
そう言った莉犬くんはバット持ったるぅとくんに追いかけ回されてた。…まあ自業自得だよね、うん。
「まあまあ、1回落ち着こう?作戦会議するでしょ」
「そうやな、もう時間もなくなる気するし」
なーくんとジェルくんが止めてくれたから良かった
けど。
でも、なんか嫌な予感がするのは気のせいかな。。?
「ころん。大丈夫か?」
「え?あー、う、うん。大丈夫」
…もう既に何か起こり始めてる気がするんだ
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