今日:2 hit、昨日:21 hit、合計:3,832 hit
小|中|大
episode14 ページ14
「あ、、これ」
僕は渡り廊下のある自販機で立ち止まった。
"単なる糖分補給ですよ"
初めてAと一緒に帰った帰り道
その日の言葉を何故か今思い出した。
頭の中では彼女の言葉がリピートされる。
そういえば、Aっていつもいちごオレ
飲んでたっけ。
糖分補給、、の意味は僕はよく分からなかったけど。
いつもふわっと鼻を擽るような甘い匂いをさせてたからよく覚えてる。
「買ってこーかな、」
暫く悩んだ末、
自販機のボタンを押し、ガコンッと鈍い音をさせ出てきたいちごオレを僕は暫く見つめていた。
「……」
早く行かなきゃ。
鈍い音をさせ出てきた"ソレ"を見つめた後、ダッシュでいつもの場所へと足を進めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
12人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ