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新たな感情 ページ47

風夏『ころんくん?・・ころんくん、?』


こ「えっ、あ、ど、どしたの…?」



いつの間にかぼーっとしてたみたいで

彼女は心配そうに眉を顰めこちらを見ていた。



風夏『先生が係決めとかするって言って、後ころんくんだけなんだけど…』


風夏『どうしたの?顔真っ青だよ、体調わるい?』



そういう彼女は僕の顔を覗きこんできた。

僕はびっくりして、後ずさりしちゃったけど、、



風夏『あ、ごめんね。女子苦手だったよね、気をつける』


ちがう。。風夏は悪くないんだよ、謝らないで。


そんな、困った顔しないで、欲しい。



こ「ちがう。。風夏はとくべつ、だから、大丈夫」


風夏『本当に・・?無理しないでよ』



待って、今思ったら僕凄い恥ずかしいこと言った

気がする。何がとくべつ、だよ。


間違いじゃないけどさ…



風夏『じゃあさ、一緒になんの係するか決めよ、』


それならころんくんも安心出来るでしょ?


なんて。


確かに名案かもしれないけどさ、、


騒がしいとこも、僕、苦手なんだけどなあ。


それに、生徒会だし、ぼく。


なんて言葉は心の中に留めておいた。


風夏『んー、僕あまり人と関わるの好きじゃないし、』



やっぱりこの子は僕と同じタイプ

どこか似てるんだよね…



風夏『そーだ、風紀委員とかにしない?』


こ「えっっ、、」


風夏『あれ、嫌だった?』


こ「そういうんじゃない、けどさ・・」



満面の笑みでそう言うものだから一瞬びっくりして

変な声が出てしまった。



風夏『なら決まりかな。じゃ、ネームプレート貼ってくるね』


こ「う、うん…ありがと」



ころころ変わる表情に少し可愛いと思ってしまった。


なんなんだ、この気持ち。


今まで女子は苦手なはずだったのに、、





こ「あのころと一緒にはなりたくないんだよ。。」





想いも一緒に断ち切ったはずなのに




こ「くっそ、、」



訳も分からず頭を掻き毟る。


新たに芽生えはじめた感情に僕は戸惑うばかりだった。

信用しきれなくて→←みずいろの彼の過去


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皇海 宙(プロフ) - これからどうなるのですか?続きが楽しみです!更新頑張ってくださいo(`・д・´)o (2020年3月1日 10時) (レス) id: 38af579ced (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もなか | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年1月12日 4時

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