ｐａｒｔ４ ページ5
夕方までコゲお兄ちゃんの部屋で遊んでから家に帰ると鍵がかかっていないことに気づいて心臓は小さくトクンとはねた気がした
誰？
玄関には知らない人の靴…
そっと入って人の気配を確かに感じた
息を殺してリビングにいるであろう誰かの息遣いを感じた
「だ、誰ですか…？」
寝ているの？！
こ、怖いよ……
暗くて見えない…でも、うっすらと男の人の影だ
そっと近づこう…
「……っ！！」
そのままにしていた段ボールに足を取られてしまい躓いた
さ、最悪…
のそりと起き上がる男の人はだんだん近づいてきて私の腕を強くつかんで一瞬心の準備をした
「A、怖がらないで、俺だ」
「…………？？？」
私を軽々と抱き上げたらば電気をつけてその人の姿がはっきりとうつった
ふわふわなのにきれいなストレートの黒髪に深海の色をした目、整った顔をした見覚えのあるその顔はお兄ちゃんだった
「な、なんで…」
「昼頃にAの家を通ったらドアが開いていて危ないから家の人が帰ってくるまで待たせてもらったよ」
「ご、ごめんなさい…もういいですからお、下ろしてください」
いつまでも抱っこされた状態は恥ずかしすぎて死ねる////////
私の言葉の意味が通じてないのか下ろしてくれない
「な、なんですか」
「敬語だよ？なんで？」
おでこを合わせてきてもう至近距離どころじゃない、密着状態だ
まつ毛長いし何もかも綺麗で恥ずかしくなる
わ、わわわ私なんかを見ないでー(;´Д｀)
「そ、それは…な、なななんとなくです」
「なんとなくで、敬語は嫌なんだけど」
し、心臓がバクバクだよ/////
顔なんかもう真っ赤で茹でたこだ！きっと！
「わかったからおろして…！！」
「よし、いい子」
極めつけはおでこにちゅーされた！！！！
夢なら覚めて！！！
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にゃん吉 - part３の中の「忘れ」が「ｗすれ」になってましたよ！小説、面白かったです*＾＾* (2014年12月28日 15時) (
レス) id: 3d19540750 (このIDを非表示/違反報告)
猫田猫八(プロフ) - オリフラ外して下さい (2014年12月28日 11時) (レス) id: 381f928ec0 (このIDを非表示/違反報告)
茉優子(プロフ) - いきなりすみません.歌い手の小説なのでオリフラ外さないとですよ (2014年12月28日 11時) (レス) id: b6f5798699 (このIDを非表示/違反報告)
エクテル(プロフ) - オリジナルフラグ外してください。。。 (2014年12月28日 11時) (レス) id: e3490cd467 (このIDを非表示/違反報告)
阿吽(プロフ) - あのー歌い手小説は二次創作なので、オリジナルフラグを外さなければいけないと思うんですけど… (2014年12月28日 10時) (レス) id: e6f590558d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影踏 | 作成日時：2014年8月15日 1時
