【そらる】隣の事情

ｐａｒｔ３ ページ4

あっつい…

横断歩道にて足止めを食らってます

私はとりあえず待つことしかできません

早くしないとアイスが溶けちゃう(´・ω・`)

私はやっと青になったところで走って帰ったけどアイスくんはすでに手遅れになってしまっていたのだ( ;∀;)


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「コゲお兄ちゃん、アイス溶けちゃってたから冷凍庫借りたよー」

「おー、じゃ、茶入れてやるから待ってろ。菓子も買ってきたんだろ？」

「うん、いろいろ買ってきたー」

「はいよ、いい子に待ってろよ」

頭をぐりぐりと撫でられて禿げかけた←

冗談は程々にして私はポテチを開けようとするけどなかなか開かない

「コノヤロ、お前(ポテチ)なんか末端冷え性になってしまえ」

「全国の末端冷え性に謝れ」

「悪気はない、反省もしない(´_ゝ｀)」

「(´・ω・`)…」

マグカップに入れてもらったお茶をすすりつつポテチをつまんで食べる

「お兄ちゃんがね、誕生日プレゼントに大きいクマのぬいぐるみをおくってくれたんだ…」

「そらる先輩？」

「うん、お兄ちゃん、私のことｗすれてなかったんだ、だから嬉しくて大声出しちゃった、ごめんね、コゲお兄ちゃん」

にやけちゃうのは幸せを噛みしめている証拠なんだよ、今、この世界で一番の幸せ者は私なんだからと胸を張って言える、たぶん

「ニヤニヤしてて気持ちわり―」

「別に気持ち悪くていいもーん」

「リア充爆発しろ」

「んふふー♬」

私はこうしてお兄ちゃんに夢を描いていたんだと思う
優しいお兄ちゃん
私だけのお兄ちゃん

そう…思い込んでた

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