？？？「今日は面白い状態のサーヴァントが多いな！全く、心が浮き立つとはこのことか！」 ページ11
霊基グラフはアポロンの居場所はこっちをさしている、とダヴィンチに説明を受けた場所に藤丸たちはたどりついた。扉を開ける。そこにいたのはアポロンだけではなかった。
部屋にいたのはいつもの羊姿のアポロンと、白い髪の毛の少年……？アポロンが関わっているならそれは少年なのだろうが、何にせよ肩まであるふわりと揺れる髪の毛と華奢な後ろ姿だけでは判別がつかないのだ。
「あなたはどこの神様なのですか？」
「ギリシャの太陽の神だよ。ところで名前を教えてくれないかな。」
「ちちうえが知らない方にはむやみに教えてはいけないとおっしゃっていたのでダメです！」
この場にアスクレピオスがいなくてよかったと藤丸は思った。のんきにそうか〜残念だなあと話す羊を彼が見たら、この空間は惨劇の舞台になってしまうだろうから。
しかし少年の正体が一体誰なのか。藤丸は正体を探るために観察をした。
肌の色は褐色で、
まんまるな手の平でもふもふのアポロンを掴んでいて、
例えるなら蓮の花のような目は純粋で輝いていて、
肩口くらいまである白い髪の毛は手触りがとてもよさそうで、
そこまで観察して藤丸は１つ思ってしまった。
あれ、これAじゃね？
ウ"ッ！思わず藤丸の口からそんなうめき声がこぼれてしまった。マジで事案じゃん…！完璧な顔面のショ…うねんにじりじりと近寄る羊。だめだこれ以上奴を自由にしてはいけない。これはオリジナル鯖がおくるカルデアでの全年齢の話なのだから……！
「ダヴィンチさん、あの方は誰ですか？」
「うーん。まああえて言うのならインドのアヴェンジャーA、真名『アビマニュ【リリィ】記憶も幼子のままバージョン』と言うべきかな。」
また面倒なことに……！藤丸の頭痛が酷くなった。「インド……、そんなまさか！アポロン様が世界の枠を越えて他の少年にまで手を出してしまうとは…！」パリス、考えが甘すぎる。まあせめてyes(ロリ)ショタノータッチの精神でいてくれと願っていた藤丸の考えも甘かったのだが。いやパリスに引っ付いているからすでにノータッチではないのではないか？むしろアポロンの場合yes(ロリ)ショタYeahタッ…これ以上は頭がおかしくなりそうだから藤丸はもうこのことを考えるのをやめた。
「さて、藤丸くん。どうする？」
「保護者呼びます。」
藤丸の右手の甲の令呪が赤く光る。P●Aは強いんですよと語る藤丸に対し、おいおいそこは直に行かないのかいと思いダヴィンチは苦笑いした。
？？？「ほう、成る程。精神だけ退化したパターンや、どちらも共に成長・退化したパターンもあるのか。まるで症例のテーマパークに来たみたいだ。テンション上がるなぁ。」→←ご都合霊基
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影印 - Ayakaさん» コメントありがとうございます。自分の中では最近ギャグ寄りの話が多いけど大丈夫かな…と結構心配になっていたのでその言葉がとても嬉しいです。 (2021年6月26日 15時) (
レス) id: 2648135176 (このIDを非表示/違反報告)
Ayaka(プロフ) - 面白いです。続きも頑張ってください！楽しみにしてます。 (2021年6月22日 19時) (レス) id: f23d5c420b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影印 | 作成日時：2021年5月22日 12時
